舘野泉ピアノ・リサイタル(朗読付き)

2025年5月11日、札幌コンサートホールKitara小ホールで舘野泉ピアノリサイタルが催されました。 舘野泉氏といえば、日本を代表するピアニストのひとりですが、それ以上に「左手のピアニスト」として知られています。2002年に脳出血を発症し、右半身に麻痺が遺りました。 その左手のためのピアノ作品を演奏し、ステージに復帰したという驚くような経歴の方です。そして今回は、元田牧子氏の朗読と…

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大人もスニーカー

子どもは運動靴を履くべきであるという教えは、今や大人の間でも常識となっています。 1980年代くらいからか「ニューヨーカーは通勤にスニーカーを履く」なんて見出しの記事が、オシャレ雑誌に並んでいたように思います。 あのスタンプくんの口上を真似るなら「通勤はスニーカー、これニューヨーカーの常識!」とか。 その潮流はますます大きなムーブメントとして、ビジネスパーソンのファッションにレボリ…

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子どもは運動靴を履くべきであるという教えを守って

小学校3~4年生のころ、担任の先生が色々なことを教えてくれました。 少々変わったところもあるヒトではあったのですが、よいことも教えてくれました。 そのひとつとして、「子どもは革靴ではなく運動靴を履くべきである」を覚えています。 もちろん子供用の靴ですから、本式の革靴ではなく革靴風のエナメル靴です。入学式など式典の日に履くような靴ですね。 とは言い条、昔はそうたくさんの靴をそろえる…

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いつから運動靴がスニーカーになったのか

スニーカースニーカーと言いますが、いつからスニーカーと呼ぶようになったんでしょうね? ぼくが紅顔の美少年の誉れ高い子どもだったころ、運動用の靴は運動靴と呼ばれていました。あるいは、ズック靴とか。 ズックというと、スニーカーに比べるとずいぶん田舎臭い感じが強いですね~(個人の感想です)。 試しにWikipediaで調べてみたら、スニーカーは運動靴のひとつであって、運動靴とは運動す…

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運動会と地下足袋と

ぼくの世代(地域にもよるかな?)ですとギリギリ、小学校の運動会で「地下足袋」を履いたことがある……ような気がします。 当時の運動靴(スニーカーという言葉はなかった)は今よりも重く運動性能もよくなかったのか、運動会には地下足袋がよいという風潮もありました。地下足袋のほうが速く走れるとか、地下足袋のほうが転びにくいという信仰があったのですね。 まあ確かにそういう傾向は観察できたかもし…

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靴屋の店員さんが

先日、新しいスニーカーを買った時の余談です。「お前の話は余談ばかりだ」と、おっしゃる方は余談の間の余談だと思ってください。 さて店頭でスニーカーを探していて。 店員さんに、「これこれこういう商品はありませんか?」と質問することはよくあるでしょう。 そういう場合、尋ねられた店員さんは「こちらです」など言いつつ、商品のある場所に案内してくれるのが普通……一般的だと思うんですよね。 ところ…

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