子どもの風景・孝行糖?

ある夕刻、札幌テレビ塔のそばを歩いているとき。 三歳くらいの男の子が、お母さんに手を引かれて歩いてきました。 男の子は、空を指さして、 「こぉ~こぉ~とぉ~」といいました。 孝行糖……? 落語の演目ですが、あまりメジャーな噺ではありません。 面白い噺なんだけど。 「どこが痛いんだ?」 「こぉ~こぉ~とぉ~、こぉ~こぉ~とぉ~」 三歳にしては渋い趣味だなあ、と思いつつ見ていると、彼はもう一度いいま…

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