夏の上着を買いました

夏用の上着を買うのに要した時間は5分もなかった。 買い物ではけっこうあれこれ迷うタイプですが、今回ばかりは即決です。しかも買ったのが夏の上着。自分で衣類を買うのは珍しいことです。たいてい、奥さんが選んでくれた服を着ていますからね。 服飾にまったく関心がないのと、無理に選ぶとセンスのなさで衣服の他に家族の不評を買うからです。 今回、迷うことがなかった理由はシンプルなものです。 店頭に上着が二種…

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バック・トゥ・ザ・フューチャーのジョークを邦訳してみた

「フリーだって?ただじゃあ、やれないよ」 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、1955年にタイムスリップした主人公マーティーに対して、カフェの店主が言い放つセリフです。 念の為に状況を整理しておきますと。 店主「ご注文は?」 マーティー「じゃあ、ペプシフリー(砂糖抜きのペプシコーラ)を」 店主「フリーだって?ただじゃあ、やれないよ」 そう、1955年にはまだ砂糖抜きのペプシコーラはなかっ…

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下級国民A(赤松利市)

表紙の人物が著者の赤松氏。この写真を見ただけで、本を手にしたことを後悔します。 どっからどう見ても、その筋の人。前から歩いてきたら絶対に避けて通りたくなる相手です。 こんな不穏な雰囲気が横溢した強面で胡散臭さがプンプン漂う著者ですが、本書の中ではひたすら自分の部下に怯えています。もっとも部下のほうでは、著者を上司とは思っていないようですし、著者のほうでも部下に対してこれっぽっちの信頼も親愛の…

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ロハとはなんぞや

ロハとは嬉しいね。 前谷惟光の漫画、「ロボット三等兵」によく出てくるセリフ。 「兵隊さんだから、お代はいただきません」なんて言われてお風呂や、踊り子さんの舞台に誘われます。 誘われた方は何の疑いもなく、「ロハとは嬉しいね」なんて言いながら、ホイホイとサービスを受けます。で、たいていは騙されるのですが、どういう風に騙されるのかは漫画で読んでくださいね。 で、「ロハ」って何?と思う人も少なくない…

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ケチだけども紳士的で気が弱いけど二枚目で

残念だった。 思わず、口からこぼれてしまった一言は、まるで司馬遼太郎作「竜馬がゆく」、近江屋事件のくだりですな。 シカシナガラ。 何しろ、人物が坂本竜馬ではなくハンサムで上品な中年紳士です。脳に達する刀傷を負ったのではありません。 今年(2020年)の4月、新型コロナウイルス感染症による自粛ムードの中、一軒のコーヒーショップがオープンしました。 コクのある美味しいコーヒーを出してくれるお店です…

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虚勢を張りたい男たち2

先日(2020-07-03)、「チコちゃんに叱られる」で教えてもらった、ポケットに手を入れるのは、不安だからという豆知識。 ポケットに手を入れるのは、人間が不安を感じた際にやってしまうセルフタッチの一種なのですが、「腕組み」もセルフタッチに含まれるのだとか。 腕組みといえば思い出されるのが、ラーメン屋の店主たちです。 黒いTシャツを着て、頭にタオルやバンダナを巻き、無精髭を伸ばした不潔感あふ…

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