「地球で生きる私たち」ヤマザキマリ~第50回小樽市民大学講座

去る2022年9月27日(火)、第50回小樽市民大学講座を受講してきました。市民大学講座なるものは初めてです。これもまた、還暦の冒険のひとつと言えるでしょう。 受講したのは漫画家でエッセイストであるヤマザキマリさんの「地球で生きる私たち」です。 コロナ禍にあって2年半、生活拠点であったイタリアに戻れず、家族とも離れ離れに暮らしていたヤマザキマリさんの体験を通してグローバリゼーショ…

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氷河期と温暖化のせめぎあいの隙間から本音が見える

いつもコメントを下さる田舎おじさん様のブログ記事講演「地球史的視点から見た気候変動」を興味深く拝読しました。 専門家の話は難しいのですが、概ね以下のように理解しました。 (1)地球が誕生してから46億年ほど経つ (2)20世紀末から地球全体で平均気温が上昇している (3)現在は間氷期(氷河期と氷河期の間)であり、2030年に氷河期が始まるという意見もある ※あくまで、田舎おじさん様…

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マスクと黒板(濱野京子)

コロナ禍、その1年目の終わりに書かれた作品です。描かれている世界では、まだ感染者数が数十人という単位。第六波を経験した目でみると、人数の上では「たいしたことがない」ように見えますが、未知のウイルスに対する不安感はずっと大きく、パニック気味の人も少なくなかった。 主人公の立花輝は、その華のある名前とは反対の地味なタイプ。美術部に所属しているものの、特別に絵が上手なわけでもなく目立たな…

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空欄を埋めなさい「鳴かぬなら*******ホトトギス」

ホトトギスといえば「鳴かぬなら」に続く言葉が、戦国武将の性格を言い当てている、という小話が有名ですね。 改めて書くまでもないほど有名なことですが、一応、書いておくと。 織田信長「殺してしまえ」 豊臣秀吉「鳴かせてみせよう」 徳川家康「鳴くまで待とう」 明智光秀「敵は鳥籠にあり」 伊達政宗「ずんだもち食わせっぺ」 坂本龍馬「寝小便したキに」 西郷隆盛「地五郎め」 と、…

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グッとくる人々

いつもコメントくださる海さんのブログ記事で粋な人たちが紹介されています。 マンガ「寄席芸人伝」は、ぼくも若い頃に愛読した記憶があります。まあ中には臭くって見ちゃいられないものもありましたが、面白くて、海さんの言い方を真似るなら「グッとくる」ものも多数ありました。どちらかというと、人情とか心意気みたいなものを全面に押し出さないほうが面白くてグッときたかな。主に落語家を描いたマンガなんですから…

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こんなメモがあったら大当たりですね

画像は甘木つぶやきから拾ったものです。ブックオフで買った本に挟まっていたメモ、ということですが素晴らしいブツですね。もう、逸品と言っても過言ではありません。 書かれている内容もおもしろいけど、オバQと弟のO次郎の絵が入ったメモというところもレア過ぎる! いったい、どこで売ってるんだ、こんなもの? 何しろ、メモの内容についてQ太郎とO次郎が温かい表情でうなずいているのがヨイ。…

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