ナオミとカナコ(奥田英朗)

いつもコメントをくださる海さんが紹介していた「ナオミとカナコ」を読みました。クライムノベルはほとんど読んだことがないのですが、よくドラマで観るようなエンディングとは少々異なるような気持ちのよい幕引きでした。もっとも、そこに至るまでは山あり谷あり急転直下あり手に汗を握りハラハラドキドキイライラヤキモキなんですが。 タイトルがカタカナ表記で「ナオミとカナコ」なのは、「ボニー&クライド」…

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ぼくはミスターメイヤー

何事によらず、「まあ、いいや」が口癖です。 「(得意先に出す郵便、切手が少し曲がっちゃったけど)まあ、いいや」とか。 「(料理をしていてピーマンの刻み方が少し大きいけど)まあ、いいや」とか。 ちょっとしたミスや失敗は、ぜんぶ「まあ、いいや」で済ませます。 さすが、「(得意先に出す請求書の金額が一桁多いけど)まあ、いいや」とはなりませんが。 まあ、いいや。まあ、いいや。 こ…

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ぼくはITリテラシが低い

自分では、パソコンに対してそれほど苦手意識はないのですが。実際には、それほどITリテラシが高くはないのかも知れません。 いや、順応性が低い、適応力がないと言ったいいのか。 例えば、エクセルはそこそこ使えますが、ワードは苦手。公募案件の童話や小説を縦書きで指定されたスタイルで印字するくらいの使い方しかできません。 だいたい、「そこそこ使える」はずのエクセルでさえ、テーブルとかピボットテー…

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おはようの声(おおぎやなぎちか)

まずこの本は、装丁がとてもいいです。表紙カバーが和紙風の、少し粗い感じで、その質感が手に気持ちよく馴染みます。このカバーをずらすと、雪の結晶のイラストが並んでいます。それがちょっとレトロなデザインで、心がやすらぎます。 さて、物語ですが。 秋田県の町で暮らしている小学3年生のゆっこには、憧れの人がいました。それは、お隣に住んでいる六年生のエリちゃん。毎朝、いっしょに学校へ行く…

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規定のページ数文字数も厳守

童話であれエッセイであれ、だいたいの公募案件には規定の枚数があります。この場合の「枚数」とは、400字詰原稿用紙換算ということですね。最近では、枚数ではなく文字数を規定する案件もあります。 いずれにせよ、規定は絶対厳守です。原稿用紙なら、一枚でも超過してはいけません。たとえ、原稿用紙5枚の規定に対して6枚目の1行目までの超過でもダメ。一行目の2文字目まででもダメ。 一文字ならヨイ…

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締め切り厳守は社会人たるものの常識です

目下、取り組み中の公募案件は、取り掛かった順番に (1)第37回福島正実記念SF童話賞→9月末日締切(400字詰原稿用紙60枚以内) (2)ラストで君は「まさか!」と言う文学賞→5月末日締切(4,000字以内) (3)小学館ジュニア文庫小説賞→3月末日締切(400字詰原稿用紙238枚以内) (4)母の友・一日一話→5月16日締切(800~1,200字) というところでしょうか。…

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