ぼくんちの震災日記(佐々木ひとみ)

プロローグは、宮城県のお菓子「がんづき」をわけるための、家族でのジャンケンゲームで始まります。 それが夢だったとわかり、 『昨日を堺に、何かが大きく変わってしまったということだ』 『昨日までそこにあった「いつもの朝」は、どこか遠くへいってしまった』ということが語られます。 『誰かが地球をつかんで、めちゃくちゃに揺さぶっているみたいな激しい揺れ』に襲われた、2011年3月11日…

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