ゆゆのつづき(高楼方子)

帯には「大人の女性たちに読んでほしい。長年子どもたちに楽しい本を書いてきた高楼さんならではの、美しも切ない物語」と書かれていますが、まさにその通り。大人の男性(しかも二枚目の紳士)が読んでも楽しめる本です。 50代も終わりに近づいた由々(ゆゆ)が、夏の日の朝の空気やピアノのソナチネをきっかけに、11歳の夏休みのある日のことを思い出します。お気に入りの黄色いワンピースを着てでかけたの…

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エレベータの監視カメラは後頭部の薄毛を監視している

頃日はどこにいっても監視カメラというか防犯カメラというか、とにかく公共の場を撮影するカメラのレンズが光っています。もうすっかり慣れましたが、「こんなところから映しているか」と思うカメラも、たまにはあります。 エレベータにも備えられているカメラがそうですね。すでに珍しいものではなくなりました。街中の密室ですから防犯上、監視するのももっともなことです。また故障や災害などで停止した場合、カメラで…

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甘木パン屋さんのメルヘン大賞は応募済み

甘木パン屋さんのメルヘン大賞へは、どうやら応募作を発送できました。 印刷してレターパックに入れて、印字した宛先を貼ってポストに入れるだけだから、誰でもできる。 そしてどうやら、ぼくにはメルヘンがわかってないらしい。 政治や経済もわかっていないし、スポーツのルールもわかっていない。 数学も分かっていない、古文も漢文もわかってない。 現国もダメ、英語もダメ。 だけ…

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ロコモコ丼とガトーショコラを食べたハンサムで上品な初老の紳士です

2024年1月7日、記録的豪雪に見舞われた小樽で2kmほど歩いて浦珈琲までランチに行きました。 そして午後からの雪かきに備えて、カロリーの高そうなロコモコ丼を食べたのです! しかもガトーショコラも食べました。写真撮り忘れたけど。 でも美味しかったことは、本人がよーく覚えています。 そして摂取したカロリーは脂肪として蓄えられたはずなんですが……。 どうやら雪かきによる消費…

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日本一有名なガキ大将には落語がその影を落としていた?

年末と年始に少し「御慶」と「かつぎ屋」(落語)を聴いていたのですが。 藤子・F・不二雄先生の作品に落語の影響があったことを再確認しました。 「御慶」では、富くじ(今でいう宝くじ)に夢中になった亭主が、金策のために女房の半纏を脱がせるくだりがあります。質屋に持ち込んで、幾ばくかの金をつくり、それで富くじを買おうという算段です。 女房は、 「おっかさんの形見だからダメだ!」と…

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記録的豪雪と前日のシュークリームの偶然と

2024年1月7日、小樽市は観測史上1位の積雪(62cm)を記録しました。その前日まで、やけに降雪が少なくて、今年は雪かきの苦労がないなあ……と甘い観測をしていたところに痛撃を受けた格好です。 まあ、どんなに豪雪でも地面が揺れないだけ、ありがたいことなのですが。 実は大雪の前日、2024年1月6日、札幌からニセコにスキーに出かけた娘が、小樽の我が家に帰りに立ち寄ってくれました。これが…

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