半世紀前の悔しさを忘れられないのであった

小学生だったころ、卒業式の練習には泣かされました。別に寂しさとか喜びとか、こみ上げてくる感情で泣いたのではありません。 ステージの上で『気をつけ』の姿勢をさせられて、「曲がっている、まっすぐに立て!」と、指導の教師に毎回々々、叱られたのですよ。 教師は、ぼくの肩や足を叩いては、「右肩が下がっている」とわめき、ぼくが右肩を上げると「上がりすぎだ、ふざけるな!」と怒鳴ります。 それを見…

続きを読む