作家の森博嗣が助手との質疑応答の掛け合いの形で理系の「なぜ?」に答えてくれます。
「なぜ鏡は左右だけ反対になり、上下は反対にならないのか?」
「月を写真に撮るとどうして小さくなるのか?」という難問に答えてくれます。
飛行機や鉄道について楽しそうに回答する森博嗣と、「地球にやさしい」という欺瞞を容赦なく暴く森博嗣のギャップも面白い一冊です。
回答には間違いもあるかも知れない、としているところもいいですね。
そういえば、コリオリの力はお風呂の排水口などにはあまり影響しない、というのはどうなんでしょうね?
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
一般人
映像化は難しいですね。
「すべてがFになる」を武井咲主演でありましたが、世界観が足りませんでした。
そうそう、コリオリの力と、排水溝は「関係あるある」の都市伝説ですね。でも、同じ排水管で南半球でどうなるか?という疑問はありっます。(笑)
おなら出ちゃっ太
コメントありがとうございます。
森さんの小説は読んだことがなく、もっぱらエッセイとか模型談を楽しんでいます。
排水管問題は、条件を変えつつ緯度も色々と変えて実験が必要でしょうか?
(たぶん)実験例がないのは、そこまでしても得られる成果がそれほどでもない、ということかしら?