溜飲をさげる

ちょっと前に、「いじめたり・いじめられたり」というシリーズを書いたのですが。
いじめられているころは、頭の中で何度いじめっ子を殺したか分かりません。
子どもですから、自分が正義のヒーローであり、いじめっ子は悪の組織のサイボーグであるという設定をして、必殺のキックで退治する、という想像をしたものです。

大人になっても、嫌なヤツはいるものですが、さすがに頭の中でも殺したりはしません。
そこまでの元気は、こちらにもない。何しろ頽齢に至り、血気も精気も枯れ果ててますから。

殺しこそしませんが、嫌なヤツのことはこう考えることにしています。
「瀕死で倒れているところに通りかかっても助けてやらないんだ~」と。

あれこれ考えずとも、こう思うだけでけっこう溜飲が下がります。
それでいて表面的にはニコニコヘラヘラしているんですよ。

腹黒いなあ、と自分でも思います。

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