錆びる心(桐野夏生)

「コンビニ人間」の巻末に紹介されていたので図書館で借りて読みました。
短編集で色々な人間模様が描かれてはいるのですが……。

いずれも底意地の悪さを感じます。

泥酔したときの記憶がない大学助教授を描いたオハナシが比較的楽しめるのかな、と思って読み進めていたのですが……。物語が進むうちに気分が悪くなり、ラストシーンには吐き気をモヨオシマシタ。

それだけのインパクトがある文章というのは、さすがにプロの力量ですね。
さっさと図書館に返そう。

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