ゴーンショック続編

ミスターゴーン( ウェザーリポートのアルバムではない
)のタイホ後、いろいろな話が取り沙汰されています。一様にミスターゴーンが金に汚い、せこい、強欲という印象を強くするものばかりです。ここまで酷い情報があふれると、何やら世間の印象操作という気がしなくもありません。

先代か先々代か忘れましたが、どこかの東京都知事がスキャンダルで追われた際に、カバンに札束が入らないとかハンバーガーショップのクーポン券で打合せをしたとか一円玉貯金を取り崩して500円玉用貯金箱を買ったとか(
そんなハナシはないか )、乱射乱撃雨霰と集中攻撃を受けていた様を連想します。

批判の中には、「ミスターゴーンは日本語を覚えようとしなかった」という的外れなものもありました。
留学生じゃないんだから、日本語を覚える必要はないでしょう。たどたどしい日本語で会話して意思疎通に齟齬をきたすよりも、通訳を介して正確な情報をやり取りする。そのほうがビジネスパーソンとしては正解だと思います。

今週末発売の週刊誌は、おそらくそうしたネタにあふれていることでしょう。
そしてそれらを読んでも、「金持ちはロクなもんじゃない!」と庶民が留飲を下げるくらいで、実態の解明にはほど遠い内容に違いありません。

おそらくミスターゴーンとその側近は容疑を否認することでしょう。ミスターゴーンに限らず、あまり素直に容疑を認める人はいませんけども。巷間にはミスターゴーンは無実だと評する人もいて、今後の動きに注目……、まではしてませんけどね。

まあミスターゴーンがみみっちい性格だった、というのは得心がいくハナシです。金持ちほどしわい、とは昔からいいますから。ただそのケチンボぶりに愛嬌がなかったのかもしれませんね。あんなこわい顔ですし。

われらが国王、パタリロ・ド・マリネール8世みたいなケチケチぶりなら笑えたのに。
え? そばにいる人間はたまらないですって?

ゴモットモ♪

この記事へのコメント

  • 出ちゃっ太さん、どうもです。
    昔、パタリロに腹違いの兄と名乗る者が
    現れた時に、お供のタマネギにパタリロが、
    「父上は女好きだったから隠し子が1人、
    2人いても驚かないが、産まれた子供を
    寄宿舎に押し込めるような心の狭い方では
    なかった。」と、兄を名乗る者に疑念を
    抱くシーンがありました。
    今回のゴーンさんのケースでいえば、
    パタリロなら、100億だろうが200億
    だろうが独り占めしても驚かないが、
    報酬を少なく公表するような
    器の小さな者ではない、といった
    ところでしょうか?(笑)
    まあ、パタリロなら言いがかりつけられたら
    東京地検ごと買収しそうですが(笑)
    2018年11月29日 13:06
  • おなら出ちゃっ太

    海 さん>>
    コメントありがとうございます。
    父上は女好きとか、隠し子がいても驚かないとか、10歳とは思えない殿下の達観ぶりです(笑)。
    パタリロ殿下なら、100憶独り占めしたといわれたら、
    「馬鹿をいうな、100憶とんで324円だ!
    一円をおろそかにするものは一円に泣くのだ!」と逆切れしそうです。その剣幕におされて検察も報道も何がなんだかわからなくなりそうですね。
    ちなみに東京地検を買収なんて出費はせずに、スパイやハッキング、盗聴その他の機器を駆使して検事らの弱みを握って逆に脅迫しそうです。その費用は買収費用を上回るかもしれませんが。
    2018年11月29日 22:05

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