オフィス街の美人さん

札幌のオフィス街を歩いていると、かなりの頻度で美人さんを見かけます。
その日も交差点で信号待ちをしている美人さんがいました。落ち着いた深い紺色のジャケットに白いフレアスカートをなびかせて信号が変わるのを待っている姿も様になります。
強いて言えば、ふくらはぎのあたりで黒いストッキングに穴があいているのが難点でしょうか。あれは伝線しやすものらしいですね。そしてまた、一点の隙もなく決めたオシャレな女性のストッキングに小さな穴をみつけると、なんとはなしになまめかしいものを感じます。

ここで中年のオバチャンなら、「あんたー、ストッキング伝線してるわよー」とおせっかいにも親切に教えてあげるところでしょうが、こちとらオバチャンではありません。ハンサムで上品な中年紳士であります。
「失礼ですが、ストッキングが伝線していますよ」などと、耳元でそっと告げようものなら即通報モノです。
いくら二枚目でも女性にそういうことをいうのは無粋であり失礼でありセクハラでありモラハラでタイコモチです。

見ていると、彼女はコンビニエンスストアに入り、まっすぐストッキングの売り場に向かい一点を手に取って足早にレジに向かいました。
見ていて、「やっぱりねえ」という出来事でありました。

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