昨年と今年、あるいはそれ以前もですが、童話の公募案件に応募しては落選を繰り返しています。
なぜに童話を書いて賞に応募しているのか? と自問自答することがよくある。
童話作家になりたいのか? とも自問したりもしますね。
答えはいずれも、イエスでもありNOでもある。
ずいぶん前には童話作家を含めた物書きという商売に憧れた時期もあります。しかし最近では、物書きというのは生業としてはいささか厳しいと分かっています。それで生計をたてよう、という気分ではありません。
じゃあなぜ? というと。
いつも拝見している童話公募の常連ブロガーのBさんが、某製薬会社主催の童話賞で最優秀賞を受賞、その受賞パーティーの様子が素晴らしく、自分も出てみたいな、と思ったのが大きいと思います。
いい年をした上品な二枚目のオジサンにしては、少々甘ったるい動機かもしれません。
もうひとり、童話公募の常連ブロガーのSさんのブログの影響も大きいです。
このかたの受賞歴も素晴らしいものです。
ブログのあちこちに童話創作に関する考察や、自分が理想とする童話についてちりばめられています。賞が欲しいとか賞金が欲しいとかいったことよりも、こういう話を書きたいという胸の底が焦げるような熱意こそが創作の原点であるのだな、と分かります。
目に見える動機としては、受賞パーティーに出てみたいでもいいし、賞金が欲しいのでもいい。
そこに「こういうことを書きたい」という熱意があれば、創作も公募へのチャレンジも続けられる、はずなんですけどね。
で、なぜ「童話」か、という答えにはなっていなかった。
まあ本格ミステリを書くよりは分量が少なくて済む、ということは間違いありません。
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