マスクもいろいろ色とりどり

風邪やインフルエンザの流行とは無関係に、日常的にマスクをする人が増えてきてます。とは言い条、やはり寒くなってくるとマスク姿の人が増えるのも事実。あれは喉や口が乾燥するのを防ぐためにも有効だと思います。

かつてはガーゼのマスクが主流でしたが、それも今は大昔のこと。頃日、目にするマスクは紙製の使い捨てタイプばかりです。たまにガーゼのマスクをしているのは、田舎から出てきたお婆さん、というところでしょうか。

紙製マスクは白い色が主流ですが、中には黒いのもあります。
黒いマスクは、どうも威嚇的でもありアニメのコスプレ風でもあり、かけている人がいると避けたくなるのはハンサムで上品な中年紳士だけでしょうか。

まあ黒いマスクもだいぶ見慣れてきましたが、先日の夕方、交差点をのっぺらぼうが渡ってきたのかと驚いたことがあります。
ラフカディオ・ハーンの「怪談」に出てくる、「こんな顔かい?」と言いながら振り返る、あの「のっぺらぼう」が出たのかと驚いたのです。

よく見たら、肌色のマスクをした女性だったのですが、顔の下半分がノッペラボウで怖いよ。
街中だからまだいいけど、街灯が暗かったり少なかったりする住宅街だったら、気の弱い人なら悲鳴のひとつもあげたかもしれない。心臓の弱い人なら心臓麻痺を起こしたかもしれません。

というハナシを行きつけのカフェでしていたら、背中を向けてコーヒーを入れていたママが言いました。
「つまりその女性は、こんな風だったのかい?」

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック