わざわざ富山から送ってくださったのです。

市販されている柿は、四角い平田柿が主流なので、こういう形の柿はあまりお目にかかれません。
絵本とか絵手紙とかに出てくる、いかにも日本の風景を示す小道具という感じがする柿です。
実が固くてずっしり重い。

柿といえば、まず思い出すのがサルとカニの争いです。
仲が悪いことを「犬猿の仲」といいますが、遺恨があることを「猿蟹の仲」といいます。
ウソですけど。
「さるかに合戦」に出てきたのはこういう柿なんでしょね。
猿がカニにぶつけたのがこれだとすると、確かに痛そう。
北海道には柿がならないので、それが固いというイメージがありません。どっちかというと、熟した柿のイメージばかりあって、ぶつけられたらベチャっとつぶれるというギャグを連想します。
もうひとつ思い出すのは、あの有名な俳句ですね。
「柿食えば 蛙飛び込む 最上川」
蛙だっておぼれて流されるでしょう、いくら泳ぎが上手でも。
それはカッパか。
で、カッパが猿に加勢してカニとタコと争ったんでしたっけか?
この記事へのコメント
めざら
おなら出ちゃっ太
コメントありがとうございます。
季語を連ねて一句作るってのもアリかも、ですね。
(ないって)