困るだけ無駄(No Use for Komaring)

少し計画的に公募に取り組もうかと考えた矢先、困ったことになりました。

勤め先で社内提案制度がスタートしたのです。
社員から経営改善に役立つアイデアを募集し、優れた提案には報奨を与えるらしい。
要するに社内公募ですね。社内限定のローカル公募。

ここで優秀な社員であれば素晴らしい提案を行い、社長にほめられた上に金一封を手にして、あわよくば出世街道に輝かしい第一歩を踏み出すところでしょう。
優秀でなくとも頭の回る社員ならば、下手な提案をしてマイナスイメージを残すのは得策ではない、と卓上電子打算機を叩くトコロ。

シカシナガラ。
優秀でもなく頭も回らず、定年まであと数年を残すのみの平社員で今さら出世のことを気にすることもない我が身にとっては、失うものは何もありません。残りすくない信頼を失う気もしますが、そんなことを気にしていたら二枚目はつとまりません。

一応、アイデアもひとつふたつもありますし、提案してみるのも冥土の旅への置き土産になるでしょう。
ビジネスシーンでの提案は、内容も大切ですが見せ方も大切です。いわゆるプレゼンテーションというか、視覚的に理解しやすいことが大切でしょう。
文章を書くのではなく、提案文書を作る、という気持ちを忘れてはイケマセン。

で、文章を綴る一般公募案件と、社内公募でワードの修飾機能を活かして目での理解を助ける文書を作成するのを両立できるものか、困っているのです。

まあ、どれかひとつに集中してやっても、これまでロクな結果は出ていない。
ならば困るだけ無駄、ということですね。

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