ブログ術大全(ヨス)

ブログの書き方、ブログを収益化する方法についての本は数多あれど、一冊を選ぶならこの「ブログ術大全」でしょう。

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まさに「術」や「大全」の名に恥じない充実の内容です。
この手の本は、ブログ開設の仕方の解説(ダジャレにあらず)が紙幅の半分を占めるような、詐欺同然のモノの多いのが現状。しかし、 #ブログ術大全 は違います。ブログの特性に始まり、何を書けばいいのか、分かりやすい文章とは? 読みやすさを演出するためは1画面に表示される文章量は少なくしよう&そのコツetc.

この本を読むのと読まないのとでは、ブログの出来栄えが天と地ほどにも違ってくるでしょう。まあ、正しく言えば読んだ上で理解して実践して、ということですけれども。

最近、この本を読んで実践していることが2つありまして。

ひとつは、画像とその前後の文章。
画像を見ないとわからないことは、画像より上に書いてはいけないということ。
流れとしては、
「こちらの画像を御覧ください」→「画像を表示」→「写真に写っている色男が飲んでいる珈琲は…」と続けば自然ですよね。
これを、
「こちらの画像を御覧ください」→「写真に写っている色男が飲んでいる珈琲は…」→「画像を表示」としたのでは、読者は「どの写真に写ってんだ?(イライラ)」と言いたくなりますよ、当然。

ふたつめは、今やブログはスマートフォンで読まれるものだ。だから、スマートフォンで読みやすいレイアウトで書くべし。

ブログに限らず、インターネット利用はスマートフォンで、という人が多いのが現実でしょう。以前は、パソコンで読むイメージで改行やパラグラフを作っていました。
しかしパソコンでの表示に合わせて改行を入れると、スマートフォンで表示すると変なところで改行されてしまい読みにくいんですね。

こうしたことは「細かいこと」と言ってしまえば、それまで。しかしブログを書くということを、自分の趣味だけではなく読者のためと考えると、「細かいこと」にまで気を配って、読みやすい記事に作り上げるべきでしょうね。ましてや、それを収益化しようと思っているのであれば、なおさらです。

たぶん、著者のヨス氏のように「細かいこと」にまで気を配ってブログを書ける人は、サービス精神が旺盛なのでしょう。収益化云々ももちろんですが、自分が書いたブログを楽しんでもらいたい、役立てて欲しい。そういう心でないと、できないことです。
ブログに限りませんね。仕事でも、「これは仕事だから」と変に割り切って冷めた気持ちで「サービス精神」だけを発揮しようとしても、しょせんは上辺のものに終わってしまう。けれども、相手を楽しませたい、役に立ちたいという気持ちでする仕事は本物ですから。



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