今回(2021年)の東京大会に限らないのですが、オリンピックの開会式っているのかな?
いや、開会式そのものはいいんだ。いらないんじゃないか、と思うのは、前半に長々とダラダラと延々と続くパフォーマンスだ。あれは、いらないんじゃないか?
開会式は、各国各地域の選手入場、聖火への着火(着火というとバーベキューみたいだな)、それに開会宣言だけで十分だと思う。
選手入場に先立ってグズグズと実施される踊りとか光のページェントに、何の意味があるのか。あまり使いたくない言い回しだけど、若い人風に(あるいは小学生みたいに)「意味、わかんない!」と言いたくなる。行われる意味が分からないだけでなく、映像の意味や踊りが表現している意味を解説されても、その意味すら分からない。そもそも説明されないと分からないパフォーマンスなんて、面白いわけがない。
開催国の歴史や文化、オリンピックの歴史を振り返ることは悪くない。だがしかし、それをオリンピックの本来の主役である選手入場を差し置いてやらなくちゃダメか? アスリートファーストの精神とやらはどうした? ドローンによる曲芸飛行もお祭りのパフォーマンスも、前座にすぎないではないか。前座がいつまでも調子に乗って客の前で芸を続けていてどうする?
華やかな賑々しいパフォーマンスを繰り広げて、それでオリンピックを盛り上げたつもりか? どうしてもやりたければ、開会式とは別にやったらどうだ。オリンピック記念パフォーマンス公演とか、別の日にやれ! それじゃあ客が来ないからダメだ、というのなら、所詮はその程度のもの、ということだ。
別の日にやるのが難しいなら、せめて後にしろ。選手入場、聖火着火、開会宣言が終わってから、いくらでも好きなだけやればいい。ドローンを飛ばすなり撃ち落とすなり、踊っている奴の後頭部にぶつけるなりすればいい。踊りたい奴がいたら、朝まで踊ってろ!
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この記事へのコメント
たけちゃん
長々とダラダラとグズグスと意味不明で面白くないパフォーマンスと
表現しておられますけど...
私も同感です。私ひとりだけがそう思っているのかなと不安に思って
いましたが、一人でも同じ考えでいる方がいてホッとしております。
おなら出ちゃっ太
コメントありがとうございます。
貴君からのコメント通知を見て、肝を冷やしましたよ。きっと、「人が一所懸命にやっていることにケチをつけるな」「他人と違ったことを書いて利口ぶるのもいいかげんにしろ、二枚目だけで満足しないのか?」などの叱責だろうとヒヤヒヤしながらコメントを開きました。
思いもかけず、同意をいただいてホッとしました。
やっぱり、40年も友だちづきあいしているだけあるなあ。