念願だった、いしいひさいちの名作「バイトくん全集」、正しくは「4コママンガ集バイトくん」を、やっとのことで手に入れました。頽齢の身にはブックオフを回る時間も元気がありません。そもそも最近のブックオフではこうした古本を扱っていません。と、なるとヤフオクかメルカリが頼りなのです。ところが、たまーに出品されていると思ったら数千円というボッタクリ高値がつけられていたりで(しかも小口が尋常ではないくらい汚い)、なかなか縁がありませんでした。
先日、メルカリでやっと555円という適正価格の品を見つけたので、即購入しました! しかもなかなかの美本でした。これは大当たり!!
どうです、この小口のきれいさと行ったら!
発売当時(1977年)の価格は650円です。もちろん消費税なんてものはありません。
小口の写真からもおわかりいただける分厚さ、そして250ページ近いボリューム(同じことか)、この面白さ、この貧乏臭いギャグ満載の一冊がたったの650円。あー、とは言え当時の感覚でいうと、それなりの金額なのかな? このころのジャンプコミックスって、200円くらいだったでしたでしょうか?
空からお金が降ってきて、バイトくん以下登場人物が右往左往している表紙カバーが素敵です。貧乏学生のみならず、阪神タイガースののタブチくんや大仏さま、UFOに乗った宇宙人まで慌てふためいています。そして空から降ってくるのが、五百円札というところに限りないペーソスが感じられます。
この本を買うのも、たぶん3回目。今度は死ぬまで処分せず、繰り返し読む老後の友とします。いや、老後の友に貧乏くさい大学生の青春物語を読むっていうのもどうなのか。いやいや、素晴らしいじゃないの。
この記事へのコメント
しろまめ
値があがっても、2~3千円でしたら、まあ手が出ない価格ではないですね。投機的な買い手がつかないのかもしれませんね。
電子書籍も出るそうですが、いしいひさいちはやっぱり紙で読みたいかな~。
多少、ページが汚れているくらいのほうが、味があるし……。