2022年9月3日(土)と4日(日)、小樽アニメパーティー(小樽ANIME Party2022)は、通りすがりにチラッと眺めただけです。チラッと眺めただけですが、オタ活な人々が楽しんでいることが感じられました。
最近はあまり、オタ活的な行動はしていません。昔は模型が好きだったり、おもちゃのピストル(エアガンとかエアガン以前のトイガンとか)が好きだったり、ナイフを買い集めてみたりしました。でも今ではさっぱりですね。
ひとつには先立つものがない。懐が寂しい。子どものころは、「大人になれば好きなだけお金が使える」と思っていたのですが、大間違いです。何が間違っているのかは、妻帯者ならわかっているはず。なので説明は書きません。
先立つものがあったとしても、どうもコレクター気質が足りません。整理したり分類したり、きれいに保存しておくのが苦手。本は読めればいい、おもちゃのピストルは箱なんてとっておかない、ナイフは飾るものではなく使うもの。
そしてこれが重要なのですが、そうしたオタ活の対象となるモノに対しての執着がない。これが欲しい、これを手元においておきたい、という情熱がありません。たまにフィギュアなどに気を惹かれることもあるのですが、それを飾ったからといって、それがどうした?って冷めちゃってるんです。まあ余計なモノを溜め込まない、という身辺整理としてはよい傾向なのですが、ちょっと寂しくもあります。
五代目古今亭志ん生は骨董の趣味があったそうです。ですが、そうたくさん買い集めるわけではなく、気に入ったものをひとつ持っていれば満足したらしいですね。しかも気に入ったものでも、そう長くは手元においておかず、それを売って、その金で別の骨董を買ったらしい。確か、そんなことを読んだ記憶があります(違っていたとしてもかまうものか)。
金がなかったのかも知れませんが、お気に入りをひとつだけ持っている。ときどきは、それを買い替える。ちょっと粋な感じがしますね。そういうスタイルでやってみようかな……、オタ活を。
この記事へのコメント
海
志ん生師匠の逸話はイイですね~。
少し横道逸れますが、車好きな人が
車検ごとに車を買い替えるのと似てますね。
無駄遣いしてるように思うけど、
下取り価格が高いから、意外に出費が抑えられる
みたいです。
私なんて、安くてくだらないものを
たくさん買い込む傾向にあるので
合計すると結構な出費に・・・(汗)
しろまめ
コメントありがとうございます。
車検のたびに買い替えるというのも、豪勢なようでいて裏では苦労がありそうですね。傷つけないようにとか、ぶつけないようにとか……。
それなら、海さん式に安くても好きなものを買いたいだけ買ったほうが楽しい……と思うけど、どうかしら?