最近、CubePDF Utilityというソフトを使い始めました。PDFファイルの中身がサムネイルで表示されるので、直観的なPDF編集(左右への90回転や順序の変更、抽出や削除)が可能です。
これまでPDF_asというソフトを使っていました。これはインストールの必要がない実行ファイルから起動するタイプで、軽量で処理も早く使い勝手はよかった。シカシナガラ如何せん、サムネイル表示がないので、何ページ目と何ページ目を右90回転、などと覚えておくかメモしておいて処理をかけるよりなかった。
しかも一度に処理できるのがひとつだけです。左に90度回転するページと右に90度回転させるページが混在している場合でも一度に処理ができません。左回転なら左回転処理で一回保存して、保存したファイルを改めて編集しなくてはいけなかった。
CubePDF Utilityなら、それが一度にできます。しかもPDF_asではできなかったページの並び替えも可能です。ページの並び替えは、PDF_asなら、一度ファイルをバラしてから、改めて結合するときに並び替えなくてはなりません。いかにも面倒ですが、実際に面倒なのでページ順がちょっと変だな、と思っても、そのまま会社に提出したことも数知れず。
CubePDF Utilityならすべてを一度に処理できるので、手間暇が減ったのに仕事の効率はぐんとあがりました。いわゆる「生産性が向上した」という状態ですね。
ありがとう、CubePDF Utility!
ただ、こんなに生産的なプログラムなのに、IT資産管理サイドからは「勝手にインストールするな」と苦情があることは確実です。ですから、黙ってインストールしちゃってますよ。
だって「勝手にインストールするな」という規則はあるけど、インストールの許可を求める手順は定められていないんですから。
管理者というのは禁止するのは得意だけど、認めることは不得意ですね。いや、不得意というよりは「認める」ことを考えてもいなんでしょう。だって管理者だもの。俺の言うことを聞いていればいいんだ、って感じでしょうから。
この記事へのコメント
narkejp
しろまめ
コメントありがとうございます。
あ~、そうですね。管理者の立場にある方から見たら、「何を言いやがる」ってなもんですよね。
まあ、勤務先の体質への愚痴だと思ってご勘弁ください。
確かにWindowsの「変更が生じるけどいいんだね?」に通じる状況なんですよ。管理者モードでも使えるようにして配布しているんですから。それを考えたら、シンクライアントを配布されて、入力しかできないよりは遥かにマシでした。