いつもコメントを下さる田舎おじさん様のブログ記事講演「地球史的視点から見た気候変動」を興味深く拝読しました。
専門家の話は難しいのですが、概ね以下のように理解しました。
(1)地球が誕生してから46億年ほど経つ
(2)20世紀末から地球全体で平均気温が上昇している
(3)現在は間氷期(氷河期と氷河期の間)であり、2030年に氷河期が始まるという意見もある
※あくまで、田舎おじさん様の記事を読んで、ぼくがこう理解したということです
これらについて田舎おじさん様のブログ記事へのコメントでも書いたのですが。
以前、地球ができてから45億年くらいと聞いた気がしたのですが聞き間違いだったのか、それともいつの間にか1億年が経ってしまったのか。光陰矢の如し、少年老い易く学成り難し、紅顔の美少年も還暦の貴公子に成り果てるワケですよ。
そして氷河期問題です。ぼくが子供の頃、「子供の科学」などの科学雑誌では、近い将来氷河期が来るとさんざん脅かされてきました。それがあなた、半世紀ほどの間に地球全体の平均気温が上がって温暖化が問題になるとは夢に思いませんでした。
氷河期はどうなったんだ?
もしかして、バブル経済崩壊後の就職氷河期のことを言ってたのか?
就職氷河期はともかく、実際に氷河期が来るなら地球が温暖化しておいたほうがプラスマイナスゼロでいいじゃないのか?
それとも温暖化は氷河期を押しのけるほど苛烈なものなのか……?
いや、温暖化が人為的なものなら(人為的なものだという前提で対策を講じているわけだが)、自然のチカラである氷河期到来にはかなうまい。
どうやら、氷河期の到来と温暖化による地球環境の激変とどちらが先か、ということらしいです。さてさて、どうなることやら。
まあいずれにせよ、人類が絶滅しようが、その後に核施設を含む文明が暴走して環境が汚染されようが、地球には痛くも痒くもないことですよね。困るのは、困っているのは人類だけ。
だから「地球に優しい」とか「環境に優しい」なんて回りくどいセリフはキライなんだ。素直に、困るのは人類、困るのは自分、自分が困るから、と言ったらどうなんだ。
この記事へのコメント
田舎おじさん
本日の投稿を興味深く拝見させていただきました。まず、私の投稿を的確にまとめられましたことに感謝申し上げます。
そしてしろまめさんの評論です。最後の二文はいかにもしろまめさんらしいものの捉え方、考え方と拝見させていただきました。確かに一理あるご意見です。
地球史的視点から見ると、おっしゃるように温暖化もあるいは核も小さな問題かもしれません。でもやっぱり近視眼的に見て、人類が住めないような地球となってしまうことは、やはり今を生きる人間としては大問題なのだと思います。温暖化も核も“脳"を与えられた人間のみがそうしたダメージを地球の与え、地球に住む動植物全体の生命を脅かそうとしているのですから…。
言葉の問題は別にして、やはり人間はこれまでの営みを真摯に反省すべきではないのかと思いますが…。
論点がズレてしまいましたかね?しろまめさん独特の問題提起と受け止めます。
narkejp
しろまめ
コメントありがとうございます。
まあ、人類云々についてはいつもの皮肉屋の(挽き肉屋ではない)の憎まれ口が半分です。
確かに人間の勝手で他の生き物まで苦しめるのはよくないことです。
同様に、今を生きている人間の勝手で後世の人々(子孫たち)に迷惑をかけるのもいけない。
今度、ぷーちん氏に会ったらよーく言っておきます。まあ、たぶん会うことはないでしょうけれども。
しろまめ
コメントありがとうございます。
氷河期も温暖化には勝てないんですね。
確かに、冷房するよりも暖房するほうが簡単だものなあ。
暖房装置は、一斗缶でストーブ作ったり囲炉裏を作ったり焚き火したりでも成り立つけど、冷房装置を自作せよと言われたらたいていの人は途方に暮れるしかないワケですから。
え? そういうハナシじゃない……?