たとえば妻がおせち料理に作るのに忙しそうにしていると、こっちまで落ち着かない。別に何か手伝えとか言われるワケではないのですが、「ワタシハイソガシイノダ」という無言の圧力が常に伝わってくるような感じがして辛かったですよ。
うつ症状が再発した今年(2022年)は、おせち料理はあきらめたものの、あれこれと心配したり思い煩ったりしており苦しそうで見ていて辛いし。こういうときは何か手伝っても声をかけても拒絶されるだけなので、ほっておくに限ります。
うつの妻と一緒は特別としても、ぼくはもともと、人と一緒に過ごすことが苦手なんですね。ひとりがいい、ぼっち上等、リーブ・ミー・アローン。

年末年始にはよく、ひとりで道後温泉に泊まりに行ってると想像していました。家族とテレビを見ていても年越しそばを食べていても、元日に親戚とおせち料理を食べていても、頭の中はひとりで道後温泉。温泉街をぶらぶら、少し足を伸ばして銀天街をフラフラ、気分転換に城山にのぼってみたりしている。そういう空想をして、ようやく現実と折り合いをつけていました。
なぜ、道後温泉かというと、道外の温泉ではそこにしか行ったことがないからです。それに街が適当なサイズで心地よく、温泉を出て街で遊ぶにもちょうどいいからです。
ああ、本当にいつの日か、クリスマスから正月三が日くらいまでを道後温泉に逗留してのんびり過ごしたいものです。
まあ、費用は相当にかかるだろうな。それに酒も飲まないぼくが長逗留しても、宿屋はあまり儲からないから喜ばれる客じゃないかもしれませんね。
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