札幌中心部の地下街を走り抜ける2

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さっぽろ駅と大通駅とを結ぶ地下歩行空間は、これまでの地下通路とは明らかに違います。幅がひろく、天井にはところどころ採光窓があり、天井は高くないのに圧迫感がありません。

少し行くと、飲食店のテラス席があったり、商業ビルの地下店舗の明るい入り口が誘います。さらに進むと、右手にも地下通路が伸びています。ここは後でお邪魔することにして先に進むと、左手に北洋銀行のビル「大通ビッセ」地下のセイコーマートが見えたか思えば、その先は大通駅。地下鉄の改札口を左に避けて走ると、左手に地下街『オーロラタウン』の入り口が見えてきます。ここは通らないわけにいきません。

両側に洋服店や飲食店が並ぶ賑やかな通りを行くと、左手に巨大な液晶ビジョンを設置した小さな広場が見えてきました。ここがオーロラタウンの由来となったオーロラ広場です。大型バスの車体ほどもある液晶ビジョンに映し出された美しい風景を横目に先へと走れば、すぐに視界が左右にひらけます。

左に行けば札幌市役所、さらに先には札幌文化芸術劇場hitaruを持つさっぽろ創世スクエアが待っています。いつも本を借りる札幌市図書・情報館もそこにある。

右手は小鳥の広場といって、インコが飼われているガラスケースがあります。それらはおいといて先へ進むのですが、すぐに札幌テレビ塔の地下入り口です。そこで右手を見ると、短い通路が伸びてガラス扉がある。その向こうの地下通路に出ると、左手にはさらに下がる階段がある。おお、地下の二段重ねなのかと走り寄ると案の定、殺風景な地下通路が続いています。

階段を降りて向こうを見るが、先が見通せないほど長く続いています。これはちょっとした脇道どころではありません。どこまで続くのか、走って確かめなくては文人墨客の名がすたるというものです。

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