ついに札幌中心部の地下街を走り抜けた!!

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札幌駅とすすきの駅をつなぐ通路に戻って、最初に目に入るのは西に向かって伸びる地下通路です。まあ、この地下通路は2丁分ほどしかない盲腸みたいなものです。目を凝らせば、終点が見えるくらいなので走っていくまでもないでしょう。

ドトールのある角をすすきの方面に向かって左に曲がると、右手にはミスタードーナツや元気ショップ(札幌市障がい者施設等製品常設販売所)、セブンイレブンが見えます。

そこから待ち合わせのメッカ、三越前を通ってガラス扉を抜ければ、もうひとつの地下街『ポールタウン』が伸びています。あとはいっきにすすきの駅まで突っ走るのみです!

とは言い条、このポールタウンは幅がやや狭い。実測したことはないのですが、オーロラタウンよりもひと回りは狭い気がします。そのせいか、いつ来ても人通りが多くて混雑している印象がありますね。

とかなんとか言ってるうちに、左右に地上への出口が見えてきました。ここから狸小路商店街に出ることができますが、今回は地下通路と地下街ジョギングなので通り過ぎます。

賑やかな地下街を通り抜けてガラス扉を押し開けると、そこは札幌市営地下鉄南北線のすすきの駅。これで地下通路と地下街ジョギングを走り通しました。右手にはかつてのロビンソン(さらに前はヨーク松坂屋だった)ビルへの入り口があったのですが、今はすすきの再開発計画工事のため封鎖されているはずです。

「おいおい、封鎖されているはず、ってどういうことだよ?」とお思いになるでしょう。
だって仕方ないじゃありませんか、ここ数年、すすきの駅まで行ったことがないんですから。

「おいおい、地下通路と地下街ジョギングしたんじゃないのかよ?」
確かに『なんならジョギングしてもいい。ちょっと走ってみようかしらん?』とは書きましたが、本当に走るとも走ったとも書いていません。

もちろん、数年前にはすすきの駅にも行きましたし、北7西1の出入り口も使ったことがあります。かつて確かに見た場所ですから、まったく想像とも限りません。多少、現今の状況と異なる部分もあるかも知れませんが。

ともかく、すすきのまでやってきたら、普通は一杯飲んでジョギングで乾いた喉を潤すなんて不謹慎なことを仕出かすところですが、そこはあくまで想像のジョギング。しかも普段から酒は飲まない紳士であれば、息を切らすこともなく、今きたばかりの地下通路を引き返して、一気にさっぽろ駅まで戻ってきました!

バリアフリーが解消できていない階段をのぼって、駅前地下街のアピアを走り抜け、JR札幌駅の真下を疾走します。札幌駅も再開発計画があり、かつて駅地下に広がっていた商店街パセオは昨年(2022年)9月(だったかな?)に閉鎖。シャッターの前を通り過ぎて駅裏北口広場の地下に出ました。ここも階段があるんだ!

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札幌ランドスケープと名付けられた(今、調べて知ったばかりの名前だ)地下広場には、ユニークな形をした木製のベンチや金属製のオブジェが並び、道行く人の目を楽しませています。まあ、毎日通る人はさほど気にも留めていないでしょうけれども。

地下通路の最北端は、札幌エルプラザというビルに続く12番出口です。このビルは札幌市男女共同参画センタなどの公共施設や一般企業のほか、メディカルフロアがあって医療施設や健診センタが入居しています。ですから12番出口を使う人の半数は健康診断を控えて朝食抜きの腹ペコさんなんだとか。

知らんけど。

以下は余談。

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札幌駅北口地下広場、札幌ランドスケープに関連して少し古い(2006年09月12日)のですが、面白いブログ記事を見つけました。
swainさんという方の“ムダ使い地下道・・・?”という記事です。
某テレビ番組で「札幌駅北口側のこの立派な地下道は市庁舎の職員くらいしか利用せず、平日でもほとんど人は歩いていないから税金の無駄遣いだ」と報道されていたのを観て、自分の目で確かめてみたら……。


何事も自分の足で歩いて目で見て確かめなくてはいけませんね。地下街と地下通路を妄想でジョギングしたようなブログ記事を書くなど、もってのほかです!


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