いつもコメントをくださる海さんは、少々将棋にお疲れのようです。
ぼくはパソコンからもiPadからも将棋ソフトはアンイストールして、もっぱら棋譜データベースを眺めています。
それなら自分で勝負して負けることもないから(へぼ将棋なので負け前提で)安心でストレスもたまらない……と思いきや、やっぱり多少のストレスもしくは釈然としない気分があります。
前にも書きましたが、どうしてソコで投了なのか、それがわからない。そんなことも分からないシロートは相手にしてないのかもしれませんが、相手にしてくれよ! 駒の動かし方がやっとわかったシロートにも、「こう逃げても、次はこうなるから、結局のところ、こういう風に積みでしょ?」と教えて欲しい!
そうやって、将棋ファンの裾野を広げたらどうなんだ!!
え? お前が不勉強なだけだって? ゴモットモ(←おじさん構文を使った照れ隠し?)
投了問題だけじゃないんですよ。どうして、その「金」をとらないの? という場面がいくらもあります。
これはまあ、「金」を取っている間に、別の場所でダメージを受けてしまうのが見えている大局観というものなのでしょうけれども。
それじゃあ逆に言えば、その「金」は目くらましだったのか?
意図的に取らせておいて、その間に別の場所で攻めるという作戦だったのか?
ある意味で見え見えの揺動作戦だったのか?
プロ棋士の対局で、そんな子供だましみたいな手があるのか?
クロパトキンじゃないんだから!
うーむ、将棋は奥が深い!
この記事へのコメント
海
たまたま谷川浩司先生の本を読んだばかりなのですが、
若い頃は結構詰みの手前まで指したりするのですが
年齢を重ねるごとに投了する時のタイミングは
早くなってる、なんて書いてありました。
諦めが早くなったともいえるのですが、
悪あがきをしなくなったというか。
「まだ逆転の可能性があるのでは!?」なんて感じで
アマチュアは最終盤まで悪あがきしてほしい、なんて。
私の場合は、どの瞬間に詰まれたかも、
よくわかってないのですが(笑)
「あなたの負けです」と表示された後も、
「あれっ?逃げる場所ないのかな?」なんて
画面を見つめております(笑)
しろまめ
コメントありがとうございます。
なーるほど、恬淡とした心境は、一種の境地なのかもしれませんね。
同時に、若いころは詰みの手前まで悪あがきせよ、とのことですから、やはり「悪あがき」を通して至りつける境地なんでしょう。
詰んだのも分からないくらいに必死になれればしめたものじゃないですか!(たぶん)。