
第38回家の光童話賞をいただきました。「家の光童話賞」は、その名前が最高位を現します。ですから言い換えれば「大賞」であり、「最優秀賞」であり、一等賞です。兵隊さんの位でいえば、金メダルでしょうか?(違うって)
61年生きてますが、なにごとにつけ「一番」は初めてです。
これまでの童話賞その他公募案件でも、佳作とか優秀賞とか努力賞とかもっとがんばりま賞止まりの人生でありました。学校時代の試験では、学年ではもちろん、クラスでも一番になったことはありません。運動会では常に最下位、ビリ、ゲレッパ(北海道)でした。唯一、好成績をおさめたと思っていた小学校四年生の運動会の賞状を見たら4等でした。
「苦節61年」はちと大げさですが、本腰を入れて童話賞に(2018年から)取り組み始めて5年、ようやくの大賞です! これでようやく、ツイッタ(おっと、「X」か)のプロフィール欄が少し華やかになるかしら?
プロフィール欄はともかく、家の光童話賞は憧れの童話賞でした。
これまでの受賞者では、第31回(2016年)の山下みゆきさんがいらっしゃいます。山下みゆきさんはその後、朝日小学生新聞に「朝顔のハガキ」の連載でデビューされています。
うさこのひきだしでは、
『「むかし、どなたかのブログで「家の光童話賞で大賞を受賞された方は大成する」と書かれていた』と、嬉しいことが書かれています。
昨年(2022年)、第37回の受賞者は(前にも書いたのですが)、「新美南吉童話賞」でも最優秀賞を獲得された実力者。ぼくには、そこまでの力はありませんでしたが、諸先輩がたのご活躍を思えば身が引き締まる思いです。先日のT2G計画で食べた「富山湾寿司」のブリに負けないくらいに身も心も引き締めて、今後も精進したいところです。
この記事へのコメント
たけちゃん
30万円は旅費になるのかな?
しろまめ
コメントありがとうございます。
残念ながら表彰式はありません。
ちなみに公募の表彰式への交通費は、実施団体によって異なるかもしれませんが、たいていは賞金とは別に交通費を出してくれます。
もっとも全額出してくれるのは上位入賞者で、佳作などで招かれる場合は片道だけ、というケースもあるようです。
全額出してくれても、実費ではなく通常の合理的な料金による、という感じかな。
対面での表彰式は出たことがないんですけどね。
オンラインでは、I書店さんので一度だけ経験ありますけど。
田舎おじさん
門外漢の私にはその価値が今一つ分からないのが残念ですが、いずれにしても “大賞" ですから今年度の全国第一位ですもんねぇ。
すごいなぁ~。心から “おめでとうございます" と言わせてください。
海
いや~、本当におめでとうございます!!
いくつもの選に漏れ、何度も悔しい思いをされてきたかと
思いますが、ついに苦労が実を結びましたね!
腐らずコツコツと努力された結果、見事な大賞受賞!
「母の友」は探すのに時間がかかりましたが
「家の光」はもちろん知ってます。1月号はすぐ確保したいと
思います!(笑)
narkejp
しろまめ
コメントありがとうございます。
とりあえずは今回の全国一位ですが、今年限りですからねー。
甲子園なんかで連続優勝を目指したい選手たちの気分が少しだけわかる……?
(チガウカ)
しろまめ
コメントありがとうございます。
そうなんですよ~、何度もいくつもの落選選外ボツのダメ出しを食らって来ての大賞ですから、嬉しさも一入なのかもしれません。初投稿で大賞をとるような才能の持ち主には味わえまい!
しろまめ
コメントありがとうございます。
童話は確かに幅が広いですね。それこそ幼児から小学校高学年まで。ときには大人向けなんかも。
童話、児童文学は子どもだけのための本ではなく、子どもから大人までが読める、楽しめるジャンルなんです。
しろまめ
追伸です。
雑誌「家の光」は、書店では売ってないはずです。
お近くのJAで買うか、メルカリで買うかかな?
りんさん
さっそく注文しました(メルカリ)
読むのが楽しみです。読んだら感想コメントしますね。
12月まで公表できないの、けっこうキツくなかったですか。
早く言いたいのをグッと堪えて(笑)
表彰式はやっぱりないのですね。
残念ですよね。
しろまめ
コメントありがとうございます。
お読みいただけるということで、嬉しいです。同時に恐縮であり、怖いようでもありますが。
忌憚のないご意見を伺えれば幸いです。
そして12月1日までの我慢は、けっこうキツかったです。
ブログでは、甘木童話賞(→甘木は、「某」を分解した内田百閒先生の真似)を受賞したらしい……みたいに匂わせたりはしましたが。
ツイッタで公募案件名を明らかにできなかったので、ジリジリしてました。
あ、ツイッタじゃなくて、「X」でしたね。
公表してからは、色々な方からお祝いツイート(じゃなくてポストか)をいただきました。
めざら
応募数573編の頂点とは素晴らしいですね.
また,代掻きが題材とは……そもそも代掻きがなにかを知らない大人も増えたと思うので,ちょっと驚きです.これ,今で言うところの「ナナメ上」ってやつでしょうか.
これに満足せず,さらに(ナナメ)上を目指してください.(^o^)
しろまめ
コメントありがとうございます。
「代かき」をご存知でしたか!
実は、ぼくは代かき知らず、NHKニュースを見てヒントを得たのです。
読み方も「しろかき」じゃなくて、「だいかき」だと思ってましたし。
審査の先生方はご高齢の方が多いので、そういう点も高評価に繋がったのかも。
りんさん
面白かったです。
「代かき」初めて知りました。
お子さんのエピソードをうまく取り入れて、楽しいお話ですね。
きむら先生も書いていたけど、私も犬をまちがえるところにクスッとなりました。
どろんこ楽しい~だけで終わらなかったのがGOODです!
私の過去記事にコメント下さっていたんですね。
気づかなくてすみませんでした。
楯、今年から変わったんですね。
私が頂いたものは、凶器になりそうなくらい重いです^^
しろまめ
ご感想、ありがとうございます。
ぼくも「代かき」という言葉はニュースで初めて知ったので、そんな生噛りの知識でお話にしていいものか、ちょっと迷いました。
でも、子どものエピソードは事実ですし、代かきのニュースとは電撃的に(おおげさ)に結びついた感じでした。
こういうのを、「日頃からアンテナを立てている」というのかな?
犬を使ったところは、りんさん様にも審査の先生方もお褒めいただきましたが、どうしてあそこで犬を入れてたのか、犬が出てきたのか、自分でも覚えていません。
まるで当然のように犬を登場させたんです。犬が好き、ということもありますが……。
ああ、これも日頃の犬好きが作文中に顔を出した、ということかもしれません。
これが猫好きだったら、どう考えても代かきには連れて行く発想にはなりませんね……。