半世紀も前の恨み言を書いたのですが、いつまでもグジグジと文句を言っていても始まりません。体幹が曲がっているなら、体が傾いているなら直せばいいのよ!
まっすぐに立てば、ほら、この通り……。とは行きません。鏡で確認すると、やっぱり右肩が下がっていました。どうやら、骨格が歪んでいるらしいですね。
幸い、まちゼミおたるの中に『背骨と骨盤調整で5才若返る姿勢作りませんか?』というメニューもありました。そこに参加したのが2024年9月29日(日)のことでありました。
講師を務める若山氏は、ウェルネス小樽院の院長さんです。
5歳若返るとは、まず今から5年後の自分の姿を想像してみる。
ぼくは今62歳ですから、5年経つと67歳。だいぶ年をとってくたびれているイメージが浮かびます。ハンサムぶりと上品さは変わっていないみたいですが、かなり老けた自分が想像できます。
しかし、今の体力や筋力や骨格を維持できれば、5年後も今と同じ。つまり、5年後には5歳若い体が手に入る、という理屈ですね。
姿勢について思うことを聞かれたので、「小学校の卒業式の練習の恨みがある」と伝えました。いや、実際はもう少し穏やかな表現ですが。
院長氏は、「12歳の自分のために真っ直ぐな姿勢を手に入れましょう!」とハッパをかけてくれました。受講者の気持ちを掴むのがお上手ですな。
大きな鏡の前に立って、AIによる姿勢診断アプリで撮影してもらうと数分で診断してくれます。
正面から見ると、右肩が下がっているのに、骨盤は右側があがっているそうです。
肩が下がった分を骨盤で調整しているのか、骨盤が上がったから肩が下がるのかわかりませんが……。なんというか、マンガの『ジョジョ立ち』みたいな立ち姿だったのですよ!
横から見ると、重心が後ろにあってそっくり返り気味であることがわかります。
この姿勢を続けていると、将来はこんな姿になるらしい……。イヤだなあ。
そうならないための体操などを教えてもらいましたが、一度整体(カイロプラクティク)を受けてもよさそうですね。
股関節の上にゴムバンドをきつく巻いて腰を回したり、横になって背中に固くて細い枕みたいのを入れて腰を左右にひねる体操を教えてもらいました。
終わったあと、「少し背骨が伸びて背も高くなったように見える」と言われましたがどうなんでしょう?
少なくとも、ゴムバンドを外したときに口から出たのは、「成人式の前撮り写真撮影を終えた二十歳の女の子のような気分だ」という言葉でした。
若山院長と奥様と、もうひとりの受講者さん(ぼくと同世代と思われる女性)に笑われてしまったけど、そんなに変なことを言ったかなあ?
さてさて、果たして真っ直ぐな姿勢を手に入れて、心の中の12歳の自分を慰めることができる日が来るものかどうか。
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