はち(喫茶店です)
JR南小樽駅そばにある古民家カフェ「はち」です。
お店のウェブサイトを見ると小樽自家焙煎珈琲店はちとしてありますね。だから喫茶店とか古民家カフェではなく、珈琲店と呼ぶべきなのか。
外見も古民家ですが、中身はもっと古民家です。木造板張りの建物は、ぼくくらいの世代(1960年代生まれ)から上の方には懐かしいはず。昔はこんな家が多かったんですよ。この寒い冷える北海道で、よくもまあ、と感慨深いものがあるですよ。
入口は表の引き戸を開けると、中にもうひとつ扉があるという北海道らしい造りです。現代の住宅でも、玄関を入った上り框のすぐ後ろにガラス戸があるのは珍しくありません。もちろん玄関からの冷気を、そこで止めるためです。
はちのふたつめの扉は、引き戸ではなく押して開けるタイプ。なぜか45度くらいまでしか開かないので、太った人は入れないかも。
自家焙煎の珈琲は(たぶん)深煎りで好みの味です。この日は年に一度の心臓冠動脈バイパス手術の定期検診で小樽病院に行った帰りに立ち寄りました。チーズケーキも食べたけど、おいしかったですよ。チーズケーキには紅茶というイメージがありますが、珈琲もとてもあいます。
強いて言えば、お店の方がちょっと無愛想なんですよね。高齢と言ってもいい女性なのですが、なんとなくぶっきらぼうなの。
かと言って、居心地が悪い、ということもありません。いいお店ですよ。
この記事へのコメント
海
さすが小樽ですね~。
雰囲気のある喫茶店ですな。
お店の方が無愛想というのは気になりますが
必要以上に話しかけてこず、ある意味で
お客さんを、「ほったらかしてくれる」というのも
居心地の良い喫茶店の条件かもしれません。
でも、常連客とだけ話が盛り上がってたり、
なんて店もあるから、そうなると一見客には
長居がしづらいですが。
ちなみに関係ない話ですが、扉が2つあるとの事。
よく海外の映画とかに出てくる向こうの住宅って
玄関の扉が、だいたい2つありますよね?
外に面してるドアは普通のドアで、そこを開けると
今度はガラスになってて家の中が見えるドアがあって
そこを開けて、はじめて中に入れる、みたいな。
あれって冷気対策と防犯対策を同時に兼ねてるのかな?
どうでもいい事ですが(笑)
しろまめ
コメントありがとうございます。
適度に放っておいてくれるのは接客の第一歩ですね、確かに。
ただ話しかけたときに、反応が重いのはなあ……。
常連さんらしいおばさんとは話していたけど、それもどことなく役所の窓口みたいな重さがあって。
そういう人なのかもしれませんね。
海外の二重ドアは防犯……なのかな?
侵入するのに時間がかかる、という。