冷たい男です
ある方のnoteを読んでいたら、創作仲間が亡くなってひどく悲しんでいる記事がありました。
とても深い悲しみにくれながらも前を向いて進んでいこうと気持ちがこめられた記事でした。
ぼくはこの歳(2024年現在62歳)になってもまだ、家族以外で親しい人が亡くなったことがありません。
学生時代の知人は何人も亡くなっていますが、特に親しかったという気分もなくて、亡くなったと聞いても「ああ」くらいで。
なんて冷たい男でしょう!
まったくひどいヤツですね。
本当に親しい人、子供っぽい表現をすれば「好き」な人が亡くなっていないせいかもしれません。
それはそれで幸運かもしれないけど、怖くもある。
なにが怖いって、竹馬の友で無二の親友が亡くなったら、どんなにショックを受けるか予想もつきませんから。
また比較的早い時期に親兄弟を亡くしているので、死というものに多少の耐性、あるいは諦念のようなものがあるのかもしれません。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で、最終章の冒頭にある「人は、死ぬ。」という一節が好きな言葉なんですよ。
そういうところにも、人生観とか人間性が出てしまうのかな。
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