サンマスピアノ初日は

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まずサティの『ジムノペディ』ですが、非常にゆったりとしたテンポと夢見るような浮揚感が特徴的です。
イントロ、というか冒頭の4小節は2つの和音の繰り返しから。
左手がベース音、右手で3つの和音を鳴らします。

おっと、その前にスケールの練習。
スケールというのは、ドレミファソラシド、つまり音階のことです。

ピアノでは親指を「1」として、人差し指が「2」。「5」の小指まで順に指番号がついています。
スケールというのは音階のことで、真ん中の「ド」から1オクターブ上の「ド」までを順に弾いていきます。
はじめのドは1の指、レは2(の指、以下略)、ミは3。このまま4、5の指を使うと、ソで止まってしまいます。
そこで、途中で指を変える必要がある。クラッシックピアノでは「指くぐり」と言って、1→2→3と来たら、1の指を2と3の指の下をくぐらせて「ファ」を弾くらしいですが、ちと難しそうな動きです。
そこで3マスピアノでは、3でミを弾いたら、手を右に動かして、改めて1の指からファ・ソ・ラ・シ・ドと弾いていきます。

この説明でわかります?

以上は右手のスケールの話なんですが、当然、左手のスケール練習もあります。
テレビでは経験者向けに、一番低い「ド」から4オクターブをのぼりおりしていました。
このやりかたについて説明すると、よけいに話がややこしくなるのでやめておきます。

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