女の園の星(和山やま)

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女子校の国語教師を主人公にしたマンガです。現在(2024年11月)、第4巻まで出ています。
話題になっているの知っていましたが、ちゃんと読んだことがなかったので一冊買って読んでみました。
読んでみたら……。

微妙な面白さでしたね。
面白くないわけではありません。女子高生の日常にありそうな行動に振り回される国語教師とその同僚が中心で、シュールというかナンセンスというのか、なんとも説明しにくいギャグマンガです。

何しろ第一話が、クラスの日誌に描かれた謎の人物画。クラス日誌は日直の生徒が書くもので、備考欄があります。本来、その日の感想などを書くためのスペースなのに、ある日、絵を描く生徒が現れました。翌日の日直が、前日の備考欄に描かれた絵を使って「絵しりとり」を始めていたのですね。例えば、リンゴ→ゴリラ→ライス→スマホ。そしてスマホの絵の翌日に描かれていたのが謎の自分物。

主人公の国語教師は、「ほ」で始まる人類がわからない。
さらに翌日の生徒が描いた「イカ」の絵を見て、「ほにゅうるい」だと腑に落ちるのですが……。
正解を見つけたのは同僚の先生でした。

そして「イカ」の絵を描いた生徒には正解がわかっていたのか?
驚くべき事実とは?

すべてがこんな感じのバカバカしくも平和で愛すべきストーリーです。
特段のクライマックスがあるわけでもない、微妙な面白さのマンガたる所以です。

描かれている女子高生たちが、今ひとつ、今っぽくないのも微妙の所以かな?

だけど、その微妙な面白さには抗えず、2巻も買ってしまいました!


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