人手不足とAI

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連日のように人手不足のニュースが報じられるのが飲食店とバスの運転手さんでしょうか。これらの業種については、働こうとする人がいないのもやむなし、という感じです。

だってコロナ禍での緊急事態宣言下とはいえ、けっこうな数の飲食店従業員やバス運転手が解雇またはそれに準じた退職を余儀なくされましたから。働く側としては、今度またパンデミックがあったら首を来られるかも、という不安は拭えないでしょう。その手当もせずに、忙しいだの人手不足だの提灯だの言ったところで、人材が戻ってくるとは思えません。

しかも頃日ではAIの急速な進歩により、路線バスの自動運転が現実のものになりつつあります。一部では実証実験も行われていますし、雪道や極端に狭い道ではない限り、路線バスは早晩自動運転に切り替わるでしょう。
飲食店でも配膳ロボットが導入されはじめ、ユーザの側でもすんなりと受け入れているようです。
個人経営の店など店舗スペースや資金面からロボットの導入が難しいケースはあるでしょう。ですが大型店で普及するなど、価格が下がるも時間の問題でしょうけれども。

これもまた客の側の選択とか、状況に応じた使い分けによりAIと人間の仕事は併存すると思います。
長距離バスなど人間がいないと不安な場合は、AIが自動運転しつつ人間の運転手がバックアップする。ちょうど旅客機の操縦みたいな感じですね。また前述したように、雪道や狭い場所が多いなど自動運転が難しいコースに人間の運転手を配置するとか。

飲食店についても、ロボットが配膳してくれたほうが気楽だという人はそういうお店を選ぶでしょうし、人間に手厚く接客されたい人はそっちへ行く。なんの問題もない……かな?

人間の心温まる接客を期待して行ったら、店員さんの機嫌が悪くてひどい目にあったりして。
そういえば、たまに店員同士が言い争っている店とか、店長らしき人がアルバイトの子を叱りつけている店がありますね、客の目の前で。
ああいうのはいけません。ぜんぶロボットにしなさい!

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