
最近ではすっかり定着した新しい言い回しとして、次に取り上げたいのは「モヤモヤする」です。
使用例を見る限り、釈然としないとか、納得できない、割り切れない。そんな気分を表しているように思えます。
ウェブ辞書で検索してみたら「心にわだかまりがあってさっぱりしないさま」とか、「色情がわきあがるさま」という説明がありました。
たぶん近ごろ目にする使用例は、「色情」とは関係なさそうなケースがほとんど、という気がします。
なので、「心にわだかまりがあってさっぱりしないさま」のうち、「さっぱりしないさま」に焦点を当てた使い方……なのかな?m
「上司の言い分はもっともらしいんだけど、よく考えるとおかしいと思うんだ。そのへんが、どーもすっきりしないんだよね……」
みたいな気分を「モヤモヤする」と言ってるように思うんだけど、うまく説明できなくてモヤモヤする。
この記事へのコメント
海
私が最近、非常によく耳にするというか
いつの間にか私まで使うようになった言葉で
「ワンチャン」というものがあります。
ネットで調べると10年近く前から若者の間で
使われ始めた、なんて出てましたが、私の感覚だと
ここ2~3年ぐらいで急激に広まったように思います。
もともとは、私は高校生の時から「ワンチャン」は
使ってました。麻雀用語で、正式にはワンチャンスでして
相手の手牌の中に1枚牌がある確率でワンチャンスとか
言ってました。ワンチャンの語源は、麻雀のワンチャンスから
きてるようです。
私の娘も「ワンチャン」って普通に使ってます。
すっかり影響を受けて、私も会社で「ワンチャン売れるかも」
なんて発言したりしてますが、おじさんが無理して若者言葉を
使う事ほど惨めな事はないみたいなので
気を付けようと思います(笑)
それか、ワンチャンを言い換えて、王貞治とかって
言うとか。王さんの事を長嶋さんは親しみを込めて
「ワンチャン!」って呼んでた事は、これ常識!!
しろまめ
コメントありがとうございます。
「ワンチャン」は普段の会話では耳にしませんが、漫画のセリフにはよくでてきますね。
モてない男子が女子にアピールして「ワンチャンあるかな?」とか。
でも、ぼくは「ワンチャン」といわれると「ワンチャンス」よりも、むしろ王貞治なんですよね。
野球にはまったく興味ないくせに、『巨人の星』で見た「ワンチャン」が頭にこびりついていて。
案外、年配の人には多いんじゃないですかね?
若い人が「ワンチャンあるかな?」というたびに、王貞治と思っている人が。