
ツイッタ(じゃなくて、「X」だってわかっているんだけど……)で、ビートルズのジョークを集めているというツイート(じゃなくて以下略)を見つけました。
新聞記者がジョン・レノンに向かって、
「きみは(ビートルズのメンバーの)だれなの?」
という不勉強&失礼極まりない質問をします。
それに対してジョンは、
「エリック」と答えます。
これだけでも「(笑)」なのですが。
新聞記者は続けて、
「OK、エリック。アメリカの若者になにかメッセージを……」
と水を向けるとジョンは、
「え? ぼくはジョンだけど?」ですと!
いやあ、パタリロも顔負けのジョークですね。
こんなのもありかも。
ジョン「ハロー、ニューヨークタイムス記者のミスター・クラーク!」
記者「ワシントン・ポストの記者で、ロビンソンですが……?」
ジョン「だから、そう言ってるじゃないか?」
「なにかの政治団体に属しているか?」と質問されたリンゴ・スターが、
「まさか、ぼくはタバコも吸わないんだよ」と答えて。
次の瞬間がこれ。

彼らは毎日毎日来る日も来る日も、マスコミの連中に同じようなつまらない質問責めにされて、真面目に答える気が失せていたんでしょうね。今なら批判されて謝罪して発言の撤回、下手すれば活動自粛に追い込まれるかもしれないところかも。
もっとも当時忙しくて稼いだカネを使うヒマもなかったビートルズの四人にしてみたら、活動自粛なんて願ったりかなったりだったりして。
新聞記者「あなたがたの不謹慎な冗談を謝罪して撤回する気はありますか?」
ポール「謝罪の歌ができたよ」
ジョン「ぼくは撤回の歌を作ったから、ふたつを合わせて一曲にしようか」
ジョージ「不謹慎な発言をしたら謝罪するだろうね、ぼくは不謹慎なことなんて言わないけど」
リンゴ「「不謹慎な発言をしたら謝罪するべきさ。不謹慎ってなんだかわからないけど」
この記事へのコメント
海
ビートルズのジョークというか
イギリス特有のユーモアというか
最高ですね!
とくにリンゴのタバコ件はグッときました(笑)
ジョークではないんだけど、個人的には
ポールの発言で気に入ってるものがありまして、
ポール曰く、「よくホワイトアルバムについて、
長すぎとか散漫すぎる、なんて言われるけど、
ビートルズのホワイトアルバムだぜ!?
黙ってろ!って」というのが好きですね~。
「俺たちを誰だと思ってるんだ!?」という
圧倒的に自信に溢れた姿がグッときます。
それと、これもジョークではないけど、
ジョンがビートルズ解散後に、言った言葉で
「世界中でポールの悪口を言ってもいいのは
俺だけだ。他のヤツが言うのは許さない」というのは
泣けます(しみじみ)
しろまめ
コメントありがとうございます。
ポールの「ビートルズのホワイトアルバムだぜ!」、いいですよね~。
まさにビートルズでないと言えないセリフですね。
現存のバンドで、これを言える人がいるかな~?
根強いファンのいるバンド、誰もが認めるバンドはあっても、社会現象となり世間と世界を席巻したビートルズにはかなわないでしょうし。
それをビートルズがやっちゃったから、あとから来たバンドがやろうとしてもできない(笑)。
日本で言えば、志ん生とか圓生が「あたしの噺ですよ」とは言えるけど、今どきの芸人さんが言っても炎上して身上潰すだけ(笑)。