みちのく妖怪ツアー(佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫)

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東北在住の作家3人による、東北の妖怪ゆかりの地をバスでめぐる「みちのく妖怪ツアー」のお話です。
参加は子どもに限る、という怪しい条件のツアーに申し込んだ子どもたち。もちろん、本当の妖怪なんているはずがない、アトラクションとかお人形でしょう……。と思っていた子どもたちですが、安達ケ原の鬼婆、たんころりん、泥田坊、座敷わらし、秋田のナマハゲ、雨降り小僧と各地の妖怪たちに熱い歓迎を受けます。さてさて、その妖怪たちは作り物? 大人が変装している……?

まあ、そこは読んでのお楽しみ、ご自身でお確かめください。

ですが、読んでいて、素直にすごく怖かったです!
正直なところ「小学生向けだし、そんなに怖いことはないでしょ!」くらいに安心して、というか油断して、悪くいえばなめてました。とこがどっこい、そうは問屋がおろさないしアマゾンの出荷案内も届きません。大人なのに、還暦を過ぎたハンサムで上品な紳士なのに、自分でもお話を書いたりしているのに、怖くてたまらなかったですよ!

シリーズは現在7冊目まで刊行されています。全部、読めるかな……。怖くて、途中で読むのをやめたりして……。

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