
当時の運動靴(スニーカーという言葉はなかった)は今よりも重く運動性能もよくなかったのか、運動会には地下足袋がよいという風潮もありました。地下足袋のほうが速く走れるとか、地下足袋のほうが転びにくいという信仰があったのですね。
まあ確かにそういう傾向は観察できたかもしれませんが……。
ただし幼き日のぼくのように鈍足の子が、地下足袋を履いたらからと言って急に速く走れるようになるわけではありません。
だいたい、地下足袋のほうが速く走れるなら、当時のオリンピック選手はどうして地下足袋を履かなかったのか?
もしかして、履いてた?
と、ここまで書いてからネットで検索してみたら、運動会用のモノは地下足袋ではなく、マラソン足袋とか運動足袋というらしいですね。
しかも過去には地下足袋、じゃなくてマラソン足袋の日本人ランナーが国際大会で優勝したこともあったのだとか。
今はもう、スニーカーというかランニングシューズが進化してしまったので、地下足袋もといマラソン足袋もしくは運動足袋の復活はないだろうなあ……。
この記事へのコメント
海
地下足袋とは!
実は我が社の女性社員で、地下足袋を履いて
出勤してる人がいます。
その人は、ある特定のブランドの洋服が好きでして
その洋服ばかり着てるんですが、その服は、
ようは「忍者」みたいな恰好なのです(笑)
靴も当然、そこのブランドのものを履いていて
地下足袋のメーカーに別注をかけて作られた、
ブランドオリジナルの地下足袋です(笑)
まあ、オリジナルといっても、ロゴがプリントしてる
だけなのですが。
その女性社員(私の先輩)いわく、
あまりに地下足袋が履きやすいので、もう普通の靴は
履けない、との事(笑)
しろまめ
これも立派な引き寄せですね、たぶん。
それにしても忍者みたいな社員って、あだ名は「くのいち」?(笑)
ブランドオリジナル地下足袋の正体が、「ロゴがあるだけ」というのも笑えますね。
ある意味では、ブランド商品の真実かもしれませんが。