と、その前に目に入ったのが、たねや日牟禮乃舍です。ぼくは見落としていたのですが、奥さんが気づいてくれました。やはり人の目は多いほうが安心ですね。
「たねや」は1872年に創業した菓子店を始祖として、100年後の1972年に株式会社たねやを設立。現在は近江八幡市北之庄町に本社を置き、その近くにはラコリーナ近江八幡という店舗もあります。ラコリーナにも行ってみたかったのですが、これも時間の都合であきらめました。
ですが、日牟禮乃舍はすぐ目の前にあるのですから、あきらめる必要はありません。
和風テイストの素敵な内装をご覧ください。
囲炉裏風のテーブルの中央に敷き詰められているのは、たぶんお茶っ葉かな。
ぼくが注文した「あんコーヒー」です。あんこの玉と苦味のコーヒーがとてもあっていました。
こちらは奥さんが注文した「つぶら餅と抹茶のセット」です。ガイドブックを読んで、これを狙っていたとか。
船状の容器に入っている一見したところタコ焼きみたいのが、つぶら餅です。粒あんをお餅で包んで焼き上げたもので、芳ばしい香が匂い立つ熱々のお餅をかじると、口の中であんこの甘みが熱でとろけて広がるという複雑な美味しさが味わえます。
ぼくの注文につぶら餅は入っていないのに、なぜ味を知っているのか?
奥さんの注文した2個からひとつを奪ったワケではありません。会計時に、テイクアウトでひとつ注文したのです。これは「とても美味しいから、ぜひ食べてみるべきである」という奥さんの言葉に従いました。
今回の旅で、一番美味しかったコーヒーとスゥイーツでした。
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