そう、例の「職場にはナイショの」カップル……ではありません。赤ちゃんを連れたアメリカ人と思われるご夫婦です。ミシガンのバックで、奥様を抱いた赤ちゃんを写真に撮ろうとしている、いや、逆だ。
ミシガンをバックに、赤ちゃんを抱いた奥様を撮ろうとしている夫さんに気づきました。どれ、せっかくだから家族三人の写真があったらヨイ記念になるでしょう。
「メイ・アイ・ヘルプ・ユー?」
「オウ、サンキュー」
これだけで会話成立。こうした親切、あるいはおせっかいには実は理由があります。
ミシガンに乗る前、ぼくたちも同じ場所で写真を撮っていたのですが、韓国人と思われるサイクリストの男性に声をかけていただいたのですよ。
そのときの言葉が、「メイ・アイ・ヘルプ・ユー?」でした。
これだけでいいんですね。
「あなたのスマートフォンをお借りして写真を撮影しようと思うのですが、いかがでしょうか、どうでしょうか?」
→英訳:シュッド・アイ・テイク・ピクチャ・オブ・ユー・ユージング・ユア・セルフォン?
→あるいは:イフ・ユー・レンド・ミー・ユア・セルフォン、アイ・ウッド・ライク・トゥ・テイク・ユア・ピチュア、なんてくどくどくどと言わなくてもよろしい。
夫さんにスマートフォンを返すと、同じように
「May I help you?」とネイティブな発音で尋ねられました。
さっき韓国のサイクリスト氏に撮ってもらったので、
「ノウ・サンキュー、アイ・ハブ」
→和訳:いいえ、けっこうです。もう撮ってもらいました(と言ったつもり)と返したのですが……。
返答としてぶっきらぼうじゃなかったかなあ、失礼じゃなかったかなあ……。どうせなら、撮ってもらったほうがスマートだったのかなあ……。と少しだけクヨクヨクヨ。
奥さんが写っている部分をトリミングで外したので、構図がちょっと変ですが、韓国人サイクリスト氏は上手に撮ってくれましたよ。
ちなみに、BIWAKOモニュメントというそうです。2025年3月にできたばかりの、できたてホヤホヤの写真スポットなのでした。

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