大津の旅~最終日はレッツゴーミシガンから三井寺と大津絵美術館・その2

無事に「レッツゴーミシガン」を終えて土産物も買ったので、次の目的地である三井寺へ移動します。京阪・びわ湖浜大津から三井寺駅まで一区間。三井寺駅からは徒歩で15分、1kmほどです。
ところで三井寺は、「ミツイデラ」ではなく、「ミイデラ」と読みます。もしかして、ご存知でした?
ぼくは今回の旅で初めて知ったんですけども正式には「長等山園城寺」というのだそうです。

ちなみに「ミイデラ」と聞いて連想するのは、ミイデラゴミムシですね。いわゆる「ヘッピリムシ」。ミイデラゴミムシをウィキペディアで調べてみると「三井寺歩行虫」という漢字があててあり、三井寺の近くにたくさん見かけられたという説もあるそうです。まあ「諸説あります」ということで、実際の由来はわからないようです。で、そのミイデラゴミムシを境内や周辺で見かけることはありませんでした。

三井寺参拝は一般に仁王門から入るらしいのですが、京阪の三井寺駅から琵琶湖疏水に沿って進んで見つけた総門から入ってしまいました。三尾神社の長い三角形をした敷地を横断してしまったですよ。罰当たりなマネをしたかもしれませんが、神様はそんなことでは怒ったりしないものです。
神様が怒っていらっしゃらない証拠に、三井寺境内を散策していると、間もなく素敵なカフェに行き当たりました。

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三井寺観音堂そばにある「CafeKanon(カフェ・カノン)」です。
お寺の境内にカフェというのも意外ですが、供されるのが紅茶というのも意外です。ここに来るまで抹茶を出す店は多々ありました。しかし紅茶を売りにしているのは珍しい。
「おいしいおはぎ・おいしい紅茶」と言われたら、これは立ち寄るでしょう。

店内にはゆったりとしたボサノヴァが流れていました。スタン・ゲッツの『ゲッツ・ジルベルト』に収録されていた、『イパネマの娘』ですよ。
気だるい雰囲気のジョアン・ジルベルトの歌声がお寺の境内にとてもよく似合っていて、これもまた意外な組み合わせですね。

「おいしいおはぎ・おいしい紅茶」と誘われたのですが、ぼくは逆らって(←逆らったわけではなく言葉のアヤというものです)コーヒーで。奥さんは紅茶を選びました。本当においしい紅茶だったらしい。

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