ぼくの悪い癖のひとつが、舌打ちをしてしまうことです。
それもかなり些末な、というかつまらないことで舌打ちしてしまうんですよ。
たとえば、立てかけておいた傘が倒れたときに「チッ!」
たとえば、飲みかけのコーヒーカップに手があたってコーヒーがチャプンとはねたときに「チッ」
たとえば、ブログを書いているテキストエディタを保存せずに閉じて「チッ」
まあ、本当につまらない話面で舌打ちしてますね。
あまりお行儀がいいことではない。どう考えても高貴な身分の方や、やんごとなき方がなさることではないでしょう。
だいたい、どうして舌打ちをしてしまうのか。
明らかに不満とか苛立ちの表明なのですが、それをしたからといって事態が改善するわけではありません。
相手が人間のことならば、多少の期待ができないでもない。
乗り物などで、隣の人の荷物がこちらにぶつかったという話面で舌打ちでもすれば、相手が気づいて荷物をよけるとか謝るとかするかもしれません。
まあ、ヘッドフォンで音楽でも聴いていて気づかない、ということもありそうですが。
しかし傘が倒れたからといって舌打ちをしても、傘がピョコンと立ち上がるわけではありません。傘が立ち上がったら、自分が魔法使いだったということに気づいてしまいますから。
ましてや、自分の不注意で起きたこと、コーヒーカップに手をぶつけたとか、テキストエディタを保存せずに閉じたなんてとき舌打ちをして、いったいなんの役に立つだろうか?
いや、なんの役にも立たない!(反語表現)
だったら舌打ちするだけ無駄ですから、舌打ちはやめよう、と何度も決心しています。
で、その都度失敗しているのは、禁煙に失敗する人と同じですな。
そもそも人間が(他人への不平不満ではなく)自分の失敗や無生物に対して舌打ちをしてしまうのは、なぜでしょう?
調べればなにかわかるのかもしれませんが、ここは調べないで考えてみました。
たぶん、赤ん坊が泣くのと一緒ではないでしょうか?
赤ん坊は自分ではなにもできません。なにか不都合や不満があったら、「泣く」ことで周囲の人間に訴えるよりないのです。
そう考えると、舌打ちというのは幼児性の表われなのかな?
「泣く」ことでだれかに事態を改善してもらった成功体験が心の奥底にあって、都合の悪いことがあったら舌打ちをすることでだれかにどうにかしてほしいのだろうか?
だとすると、舌打ちはますますハンサムで上品な頽齢の紳士にはふさわしくない行いですね。
気をつけよう。
あ、コーヒーカップに手が!
この記事へのコメント
海
「舌打ちする癖」があるというのは
非常に驚きました。
ハンサムで上品な紳士の、しろまめさんには
まったく似合わないので(笑)
実際、くれぐれも他人に向けてする事のないよう、
お気を付けください。
実は、10年以上前ですが地下鉄の改札口で私のICカードが
チャージ不足の為、入り口で詰まってしまった事が
あるのですが、私の後ろにいた同年代のサラリーマンが
大きな音で「チェッ」って舌打ちしたのですよ。
瞬間的にカーッとなって、「なんだ?文句あんのか?」って
振り向いて声をかけたら、黙って脇の入り口に逸れて
そのままスタスタと人混みの中を紛れて見えなくなって
しまいました。
そのような乱暴な返しを自分自身がした事も驚いたし、
瞬間的にキレてしまった自分にも驚き、それでいて
恥ずかしく思い、いまでも恥ずかしい過去です(笑)
そのように、急に火がつく可能性がありますから
くれぐれも舌打ちには、お気を付けください。
ちなみに、モノに対しては、いくらでもやってください。
私も会社のパソコンに対し、動作が遅いだけで
「このポンコツが!」なんて悪態ついてますから。
舌打ちよりも酷いですな(笑)
しろまめ
コメントありがとうございます。
たぶん、人に対しては舌打ちしていない……と思います。
紳士だし、奥ゆかしいし、臆病だし(笑)。
それにしても、海さんもなかかなファイターですね。
一触即発の場面でしたが、相手が海さんの気迫に負けたからよかったけど。
もう少し活きのいいのだったら、「今日午後7頃、甘木駅の改札で通勤中の会社員が、別の会社員の男に殴られる事件が発生しました」でしたね。