はやにえ問題とおそ松くんのギャグ

昨日(2026年6月10日)のはやにえ問題という記事で、海さんが『パタリロ!』の中でクィーンの『フラッシュ・ゴードン』を引用したギャグについて言及されています。
マンガを読んでいても、そういうことはよくあることです。
初読時はまったく意味不明なんだけど、あとになってから元ネタがわかる、意味がわかる、腑に落ちる。そういう発見の喜びは、なかなか得がたいものです。現代のように、何事でもWebで検索すれば(ある程度は)回答が得られる時代とは違って、自分の中に「ちょっとした疑問」として寝かせておいたものが、その後の人生経験の中で結びついて氷解する。時間がかかってまどろっこしいようですが、これもひとつの学びの形だと思います。急を要するものでなければ、ですが。

漫画関連でいうと赤塚不二夫の『おそ松くん』などで、そういう発見や気づきをたくさん得ました。ぼくが『おそ松くん』をちゃんと読んだのが小学5年生ころ、昭和40年代後半ですね。

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もちろん、週刊誌の誌面ではなく単行本(コミックス)にまとめられた形です。発表当時のマンガをそのまま収録されていたので、昭和30年代のテレビタレントのギャグもその当時のまま使われていて、正直なところ意味も面白さもわかりませんでした。

「おそ松だあ!」とか「アノネオッサンワシャカナワンヨ」とか「キーポッポッ」とか、まったく意味不明。

今みたいに、テレビで頻繁に「懐かしの番組」でもやっていれば、多少の知見はあったのかもしれません。しかし昭和のころは、過去を振り返るような消極的な時代じゃなかったから。
これを理解したのは、大人になってからですよ。ああ、これだったのか!って。腑に落ちるのが遅すぎますが、それも味わいです。急げばいい、早ければいいというもんじゃない。

とは言い条、さすがに30年も40年も経ったら、はやにえも食べられたもんじゃないですけど。


この記事へのコメント

  • しろまめさん、どうもです。
    ギャグではないですが、パタリロは
    作者の魔夜峰央先生の好みもあってか
    「宝石」にまつわるエピソードが多数ですね。
    勝手に価格を吊り上げていく手法に反し、
    国際ダイヤモンド輸出機構からマリネラ王国は
    脱退し、独自のルートでダイヤを売る、
    なんて話は、小学校低学年生にとって、かなり
    高度な内容なんですが(笑)
    コランダムという鉱物で、赤い色のものをルビー、
    青い色のものをサファイアと呼ぶ、なんて
    知識も小学2~3年生のくせにパタリロで
    学んでましたからね。
    「ルビーとサファイアって、同じ石だって知ってた?」
    なんて友達に自慢気に話したり(笑)
    2026年06月12日 01:25
  • しろまめ

    海 さん>>
    コメントありがとうございます。
    ルビーとサファイアね、言われてみれば、そんなエピソードがあったかも。
    話の筋はまったく覚えていないのですが(笑)。

    それにしても、いきなり
    「ルビーとサファイアが同じって知ってた?」と尋ねられたお友達もびっくりしたのでしょうね。
    ぽかんとしている顔が目に浮かぶようです。

    2026年06月12日 09:14