パタリロから教わった雑学が日の目を見るときは来るのか

いつもコメントをくださる海さんが先日の記事、はやにえ問題とおそ松くんのギャグに、『パタリロ!(魔夜峰央)』に関する思い出を書いてくださいました。
ご存知の方も多いかと思いますが、『パタリロ!』の舞台であるマリネラ王国は、ダイヤモンド産業で成り立っています。そのため国王であるパタリロもダイヤモンドを初めとした宝石に関しては「エキスパートじゃわい」と自負する知識の持ち主です。まあ、パタリロは宝石に限らず雑学知識が豊富なのですが(←肝心なことや常識的なことを知らなかったりする、というのは部下の証言(笑)です)。

海さんが覚えていたのは、
「ルビーとサファイアは同じコランダムという鉱物で、色が赤いのをルビー、青いのをサファイアと呼ぶ」ということです。
(実際には青に限られるわけではなく、赤以外の色味(クロムという物質を含まない)ものがサファイアらしい)
当時、小学校低学年だった海さんは級友たちに、
「ねえねえ、知ってる? ルビーとサファイアは、同じ石なんだって~」と教えて楽しんでたそうですが……。
いや~、級友くんたちの
「海くんは、いったいなにを言ってるんだろう?」
「ルビーとかサファイアって、なに? お姫さまの名前?」
「石って、石ころだよね? 赤いのも青いのも拾ったことあるけど……」
なんて顔で呆気にとられているのが目に浮かぶようです!

「ルビーとサファイアは同じコランダム」は、海さんに言われるまで忘れていました。そういえば、確かにそんなエピソードがありましたね。どういう話で使われた小ネタなのかは、まるで覚えていませんが(笑)。人により、覚えていることは違うものだなあ、と感心してしまいます。記憶、というよりは興味関心のポイントなのかしら?

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『パタリロ!』で覚えている宝石関連の豆知識で覚えているのは「ショーケースの水」ですね。高価なダイヤモンドがショーケースから消える事件があり、名探偵でもあるパタリロ国王が見事な推理で魅せてくれます。その際のポイントが、
「宝石のショーケースには水が必要である」
「なぜなら宝石には一定の湿度が必要だから(←ちょっと表現が違うかもしれない)」
「だが世界一安定した物質であるダイヤモンドには水なんて必要ない」
ということです。

こうした知識のやりとりの中でパタリロが、
「宝石についてはエキスパートじゃわい」と言うんですね。

この知識がその後の人生に役立ったことは一度もありませんが、先日の紀伊半島旅行で立ち寄った(旅行会社のメニューに組み込まれていた)伊勢志摩真珠館で、1,000万円の真珠の首飾りを展示したショーケースの中に水を入れた容器があったのに気づきました。
それを見た同じツアーの女性が、
「あら、お水があるみたいだけど、なにかしら?」
「真珠を初めとした宝石には、一定の湿度が必要だからですよ」
「そうなんですか? 知りませんでした」
「もっとも、世界一安定した物質であるダイヤモンドには必要ありませんけどね」
「よくご存知なんですね」
「いえ、たいしたことはありませんよ」
「そういえば、ルビーとサファイアは同じ鉱物で色違いっていうネタもありましたね」
「……」

と、いうこともまったくなく、パタリロの雑学は、まだ日の目を見てはいない。

この記事へのコメント

  • しろまめさん、どうもです。
    いや~嬉しいですね!!
    たしかにショーケースの中に水を入れた
    コップがあり、ダイヤモンドには必要ない、
    みたいなやりとりは確かにありました!
    「エキスパート云々」のパタリロの返しも
    見事!(よく覚えてらっしゃいますね~)
    ちなみに、宝石絡みで私が覚えてて好きな
    シーンを紹介します。
    宝石店のバイヤーが商談の為、マリネラを訪れて
    パタリロに会うのですが、パタリロが
    「これはこれはニューヨークのABC宝石店の
    敏腕バイヤーのA君ではないか」と挨拶し、
    そのAさんも「お久しぶりです」と返答するのですが
    「(誰に説明してるのですか?)」と、Aさんが
    つぶやいてるんですよね(笑)
    ようはAさんが誰なのかを読者である私たちに
    説明してるコマなのですが、そのやりとりだけで
    グッときます(笑)
    2026年06月15日 22:26
  • しろまめ

    海 さん>>
    コメントありがとうございます。

    ありましたねえ、「誰に説明しているんですか?」。
    わざとらしい登場人物紹介もギャグにしてしまう、魔夜峰央先生のスキルには脱毛です!

    これと似たことを、テレビドラマでもやっていました。
    具体的なタイトルは申し上げませんが、「渡」と「鬼」という字が含まれていたような気がします。
    ……『渡島半島の鬼嫁』だったかな?(笑)

    長寿番組故に、新しい視聴者のために(うまい例が思い出せませんが)、
    「わたしの妻はAさんのお兄さんが親しくされていた方の妹さんですので、Aさんのこともよく存じております」
    「Aさんは戦後満州から引き上げてきてたいへんなご苦労の末に今の会社を立ち上げた方ですから」みたいなセリフがポンポン出てきました。新しい視聴者のためだろうとは思いつつも、「誰に説明しているんですか?」とツッコミを入れて楽しんでおりましたよ(笑)。

    2026年06月15日 22:59