家の光童話賞は第40回をもって

自分が賞をいただいたから、というわけではありませんが『家の光童話賞』はとてもよい童話賞でした。 よいとか悪いとか、という表現は変なのですが……。 『家の光童話賞』は、本当に子ども向けの童話が選ばれる童話賞だと思っています。 特に企業系の童話賞では、子ども向けというよりは大人向けのメルヘン作品が選ばれることも多いです。 そういう中で、『家の光童話賞』は真に子ども向けのお話が選ば…

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ライト・アズ・ア・フェザー

羽毛のように軽く、ライト・アズ・ア・フェザー(Light as a Feather)。 言わずとしれた、チック・コリアがリターン・トゥ・フォーエヴァーでリリースしたアルバムのタイトルですね。 「これ1970~80年代のジャズ、フュージョンファンの常識!!」です。 なんと言ってもタイトルが洒落ています。 そして最近、このタイトルのような経験をしています。 ここ数ヶ月、股関節を…

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ぼくはちゃんと本が読めていないことがある

自分でも物語を書いたりするくせに、ちゃんと本が読めていないというのはおかしいかもしれません。 ですが、これは本当。もちろん全然読めていないのではありませんが、ときどき読んでいても状況を把握していないときがあるのです。 たとえば、主人公が家からお店に移動したとしましょう。 移動先で母親との会話が出てくるので、母親は一緒に行ったことがわかります。 そのうち数行先で父親が出てきて、…

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三面怪人ダダを通して異星人というものを考える

『ウルトラマン』に登場した宇宙人、三面怪人ダダ。三つの顔を持ち、テレポート、透明化、念力、そして空も飛べる。我々のような平凡な地球人に比べたら、超人的とも言える能力を持っています。 ですが。 ウルトラマンが戦ったほかの異星人と比べたら、はるかに弱い! 何しろ、生身の人間であるムラマツ隊長にも負けてますからね……。 考えてみれば、異星人だから戦闘能力が高い、ということにはな…

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札幌テレビ塔で観光客が記念写真を撮る

札幌テレビ塔といえば、時計台と並ぶ札幌の観光スポット、フォトスポットです。 テレビ塔の写真を撮るのには、やはり大通公園から狙うのが一般的でしょう。夏なら緑の芝生、冬なら雪に覆われた公園の終端に立つテレビ塔は絵になりますから。 かと言って、別方向から写してはいけないと憲法に規定されているワケでもありません。 実際、創成川に沿った道で写真を撮る観光客も少なくありません。 最近…

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三面怪人ダダについてのエッセイを読みたかったのです

『ウルトラQ』『ウルトラマン』全67作撮影秘話:ヒロインの記憶(桜井浩子・青山通)を購入した理由のひとつは、青山通氏よる、ダダに対する恐怖感のエッセイを読みたかったからです。 ダダ、と言っても「ダダイズム」のダダではありません。ウルトラマン『人間標本5・6』に登場した三面怪人ダダ、です。 ダダは怖かった。本放送(1966年、ぼくは3~4歳)当時は観た記憶がなく、小学生なってからの…

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